五輪は賄賂と「災害」の森!2030札幌招致を止めろ!

2020TOKYO五輪ー招致賄賂の本丸を暴こう!

 「電通」元専務で東京五輪組織委理事・高橋治之の4回目逮捕が報じられた。2019年JOC前会長・竹田恒和退任の招致疑惑ではビクとも動かなかった東京地検特捜部がスポンサー賄賂では派手な追い込みをかけている。電通の金と人脈で荒稼ぎしてきたスポーツビジネス界のフィクサー、竹田とは慶應人脈で旧知の仲だ。疑惑では国際陸連前会長・IOC元委員ラミン・ディアクへ招致委が2億3000万円を送ったことが判明している。昨年末ブラジルで、2016リオ五輪組織委員長がディアクへの贈賄で禁錮30年超の有罪判決を受けた。招致委は高橋の会社「コモンズ」にも約9億円を振り込んでいる。今問題とされる「みなし公務員」云々は焦点外し、本質的な金の流れと利権の構造、真相究明が急務だ。

 贈収賄事件の現段階は以下。①AOKIホールディングスから5100万円が支払われ、スポンサー選定に便宜。8月受託収賄容疑で高橋逮捕。AOKI側も3人逮捕・起訴。最も低いランクのオフィシャルサポーターだが、15億円のところ7億5000万円で契約。高橋の仲介で森善朗に200万円の「見舞金」を渡したとも。②KADOKAWAはスポンサー枠に出版事業が無く枠を設けることから高橋が関与。角川歴彦会長、元専務らを逮捕・起訴。高橋再逮捕。KADOKAWAは高橋の電通時代の後輩・深見和政「コモンズ2」に7600万を送金。深見も逮捕。スポンサー料は2億8000万円でAOKIよりさらに安い!出版社枠は講談社も狙っていたが、森善朗が「絶対認めない」と一喝した(週刊文春)。③広告会社「大広」(電通、博報堂に次ぐ3番手)は、スポンサー契約業務に電通の下請けとして参入するため高橋に1500万円を渡した疑い。ECCのスポンサー契約を請け負う。9月27日大広役員1人逮捕・起訴。高橋は3度目、深見は2度目の逮捕。④「パーク24」スポンサー契約で電通の再委託先として広告会社「ADKホールディングス」に高橋が口利き。パーク24(竹田が社外取締役)は10億円で契約、約4千万円がADKに、内2千万円が休眠中の高橋知人コンサル会社に。金は「竹田前会長の慰労」と電通幹部に説明(毎日)。⑤9月23日、公式マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」販売サン・アローが、高橋に約800万円を渡した。サン・アローは’98年長野五輪の公式マスコットも販売。竹田の慰労会の名目だが慰労会は開かれず。事件は5ルートに拡大、1億9600万円の一大汚職事件になった。

 東京オリ・パラがスポンサー収入で最多の約3761億円を集めたのは「1業種1社」の原則を撤廃したから。その立役者が高橋だ。もとより金まみれの五輪、リオに続き東京でも濃厚だった招致疑惑を放置し開催させた検察責任は大、徹底的に追及、断罪すべきだ。

 安倍晋三の「国葬」強行当日に高橋の3度目の逮捕が大々的に報じられた。安倍死去で捜査当局が本腰を入れ動き出したとの見方もあるが疑問だ。組織委は6月末解散、7月に東京五輪1周年記念イベントが行われた。収賄罪の公訴時効は5年だが、贈賄罪の時効は3年。トップクラスのスポンサー案件等多くはすでに時効だ。高橋の「みなし公務員」のみ摘発できるタイミングが今なのだ。最初のスクープは読売で、特捜部も積極的にリーク、現政権の意向とも思えるぐらいなのだ。高橋は容疑の一切を否認し続けている。金を受け取るのは当たり前と悪びれる様子もない。それだけ賄賂は五輪につきもの?ふざけるな!

 2030冬季五輪札幌招致が目論まれる中、IOCの思惑も気になる。9月、秋元札幌市長がIOCを訪問し面談する予定をバッハは直前にキャンセル、10/16五輪一年イベント来日も見送った。今、自ら登場するリスクを懸念しているようだ。五輪延期決定直前、高橋がIOCの頭越しに「コロナ禍の五輪延期」をぶち上げたことでバッハが激怒、高橋辞任を求めたとまことしやかな話も(月刊文春)。高橋を排除しトカゲの尻尾切りは好都合なのかも?

 オリンピック利権は高橋一人の責任を問うだけでは終わらない。IOCや森ら巨悪の存在があるのだ。私たちは10月10日「五輪は汚職と災害の森」と銘打って、ハリボテ森の胸像や安倍、小池、橋本、山下、竹田、高橋の等身大パネルを立てJOC前「ティーチ・イン」を開催、10月16日には反五輪の会呼びかけ新国立競技場周辺をデモした。五輪記念イベントの最中、安倍追悼で黙とう(何と!)する会場に「オリンピックいらない!」の声を轟かせた。再開発で都立公園や都営住宅が壊され、野宿の仲間が追い出された場所。味をしめた人たちは、10月25日、炊き出しや越冬、野宿の仲間の住まいでもある美竹公園(渋谷)の強制封鎖をやってのけた。これが五輪後の東京の現実だ。問題を高橋のみで終わらせはしない。政治の責任と利権の構図を明らかにしよう!金まみれ・嘘まみれの東京五輪の全てを明らかにさせ札幌招致を止めよう!諸悪の根源IOCと五輪の廃絶まで闘おう。

京極紀子(「オリンピック災害」おことわり連絡会)

初出:『救援』2022年11月号

10月10日ティーチインの発言など記録をアップしました。

五輪は汚職と災害の森 !TOKYO1010@JOC前ティーチインは、東京五輪の「立役者」たちが勢揃いするなかで、禍々しくかつ盛大なイベントとなりました。テーチイン発言者の記録などを公開しました。こちらをごらんください。関連ドキュメントは順次追加していきます。

(10月1日)『BS1スペシャル河瀬直美が見つめた東京五輪』に関する再度の抗議と質問の申し入れ

(ブログ編集部前書き) 10月1日付で、下記の抗議申し入れをNHKに提出しました。これに対して、NHKから2022年10月5日にNHK視聴者局名で回答がありました。NHKからの回答全文はこちらをごらんください。


2022年10月1日

NHK会長 前田晃伸様

2020「オリンピック災害」おことわり連絡会

2021年12月26日放送NHK『BS1スペシャル河瀬直美が見つめた東京五輪』につき、本年2月より審議されていたBPOによる意見書が9月9日に発表された。私たちは本件の「五輪反対デモ」の当事者であり、また同番組の問題をいち早く指摘し、分析と抗議を続けてきた。今回のBPOによる詳細な調査と勧告を踏まえ、再度NHKに対して抗議を申し入れる。

[意見書に対するNHKの対応]

意見書の冒頭・概要は、同番組は「重大な放送倫理違反」であるとして、単なる事実確認や字幕の問題だけではなく「デモの価値を貶めた」という社会性についてまで踏み込んだものである。しかし当日のNHK NEWS WEBにおいては、NHKのコメントとして「事実に反した内容を放送した最大の要因」を「事実確認をおろそかに」「取材対象者に対する緊張感を欠いて」いたの二点に絞って記載。だが、同日朝日新聞デジタルでは「デモや広い意味での社会運動に対する関心が薄かったと指摘された」ことまで記載されている。自社のサイトで自社のコメントを省略する態度からは、連発される「真摯に受け止め」がまったく感じられず、本年2月にNHKが出した、番組内容にまったく踏み込まない「報告書」と同様、事態を矮小化しようという意図に見える。

[取材のいきさつと番組の編集過程]

BPO意見書本文(以下カッコ内は意見書本文中の該当ページ)は、問題の場面「山谷地区に暮らす男性(以下男性)」に対する公式映画撮影チームのディレクターの一人である島田角栄氏(意見書ではX氏と表記・以下島田氏)の取材・撮影とNHKスタッフの行動が詳細に書かれている(p.3-5)。また山谷の場面以外に問題視された場面・番組終盤での島田氏の「プロの反対側」発言についても、その発言をNHKディレクターが番組内容に反映しようと考えた経緯が記されている(p.5)。これは番組がなぜ問題を起こしたのかを知るための重大な手がかりであり、NHKは2月の報告書に記すべきことだったのではないか。BPOの調査を受けるまで、この経緯を公表しなかったのは不誠実である。

意見書では試写での字幕の変遷(p.6-8)と島田氏への確認(p.7)、さらに[放送後の局の対応]章(p.8-10)でNHKが調査のため男性にコンタクトした様子が説明されている。それによると、編集中に「男性は五輪反対デモに参加したか」「お金をもらったことはあるか」についての確認を求められたディレクターは男性本人にコンタクトしようとせず、島田氏に確認。番組放送後の本年1月に入ってからようやく男性にコンタクトするも、撮影時にも番組内容を説明せず、確認面談時にすら番組の該当箇所すら見せていない(p.16)という。これはNHKのガイドライン違反であり(p.15)、意見書にも「男性は何が問題か認識できていない」とあるが、調査はこれで終了している。そんな杜撰な調査があっていいものか。

この取材対象者の男性に対する信じがたい軽視はいったいなんなのか。「デモ参加者(実際はそうではなかった)」に対する軽視なのか、よもや日雇い労働者に対する軽視なのか。あるいは単なる取材ではなく、この場面がNHKと島田氏が男性を利用してあらかじめ特定の意図をもって作られたことによるものなのか。

また、放送後の島田氏に対する確認(p.7)も両者の言い分が食い違ったまま報告は終了している。NHK側の言い分は島田氏に対して(1)「プロの反対側」は男性のことか(2)男性にボカシをかけなくてよいか(3)男性は五輪反対デモに行く可能性があると述べていたか、であり、島田氏は(1)と(3)を肯定したとしている。島田氏はNHKからそうした確認をされたことはなく、ボカシについて一度聞かれただけだと否定している。

BPOは「”確認”は終了している」とあえて書くことでこの確認が不充分であることを示唆しているが、NHKはこの矛盾をそのままにするのか。この食い違いは、確実にどちらかが、あるいはNHKと島田氏の両方が嘘をついていることになり、倫理判断の場であるBPOのヒアリングに対しても真実を答えていないことになる。もし自社の言い分が正しいのであれば、なぜ島田氏の発言に訂正を求めないのか。島田氏の抗議により即日謝罪している(p.9-10)が、それならNHKが嘘をついており、同じ嘘をBPOのヒアリングでも述べたのか。NHKは島田氏に謝罪したのみでこの確認内容の真否は放棄されたままだ。

さらに重要な「五輪反対デモに行ったことがあるか」については、今回の意見書で初めて、取材後道中にディレクターが男性との会話で「行く可能性は全然ある」を引き出したのが唯一である。それまで再三、しつこいまでに「五輪反対デモに行くか」と聞いては否定されているのに、ここでは録音どころかメモすら取っておらず、島田氏も聞いていなかったこと(p.5)が明らかにされている。当然これもNHK報告書に記載されるべきことであった。そしてなぜやりとりを聞いていなかった島田氏にこの発言について確認し、島田氏が「肯定」したとするのか。こんな明白な矛盾を放置したままでは、番組のみならず報告書もBPOの真相究明に対しての調査にも捏造で回答しているとしかいいようがない。

もちろん私たちは島田氏の方が嘘をついている、あるいは両方が嘘をついている可能性も充分にあると考える。それは以下に述べる「取材対象との距離」の指摘にもあらわれる、ディレクターと島田氏の関係性から推察されることである。

[取材対象との距離感、五輪との一体化/デモ敵視]

意見書では「取材対象者に対する緊張感を欠いていた」として(p.10)男性に対する確認を怠った点のみならず、島田氏との緊張感を欠き、依存している(p.11)と指摘している。つまり男性を軽視し、島田氏とは過剰に距離が近い。さらに意見書は当該ディレクターのみならず、制作全般での「デモや広い意味での社会運動に対する関心の薄さ(p.14)」が本質的な原因であるとまで踏み込んでいる。その傾向は調査されたNHKスタッフ全体に蔓延し、BPO会見では「あっけらかんと」無関心を表明したとまで言われており、この傾向が日常的であることがわかる。

この番組で表出したのは「デモへの関心の薄さ」どころではない。BPOは「結果的に」と保留しているが「デモの価値を貶めた」のである。これを「意図的である」と感じたのは、私たちのみならず、BPOが「世論」として依拠しているSNS上での番組批判にも多くみられた。NHKは島田氏と公式映画と一体となってデモを敵視し、意図的に貶めている。

その根拠のひとつが島田氏の「プロの反対側」発言である。これは2017年にBPOが同じくデモに対する報道への倫理欠如として審議した『ニュース女子』でも使われ、SNS等での「デモはお金で動員」と貶める典型的な語彙である。これを聞いてディレクターは「プロの反対側」に男性を充てることにした(p.6)。このような語彙を当然のごとく使う島田氏からの影響が、彼に密着して緊張感を欠いた状態で「関心のない」デモについて取材しようとするディレクターにどのような作用をしたのか。意見書では「デモやその参加者に対する無意識の偏見や思い込み(p.17)」が背景であるとされており、無意識にせよ意図的にせよ、偏見があったのは明白である。

意見書では触れられていないが、本番組では男性の場面、「プロの反対側」と並び、むしろそれ以上の問題性をもつ場面がある。番組前編のJOC前のデモを隠し撮りした公式映画総監督・河瀬直美氏が、そののち車の中で「オリンピックに関わる人が一生懸命やっているのに感動し、その人たちに寄り添うのは人間として当たり前」と苛立ちを隠そうともせず発言する場面である。これはSNSでも即座に「デモをして反対するのは人間として当たり前ではないのか」と、河瀬氏ならびに公式映画の社会性・倫理観の欠如が批判された。しかし河瀬氏・島田氏のその後の対応をみても、また公式映画における私たちや他のデモの取り扱いをみても、彼らがデモに対して一片の敬意すら持っていないことは明らかだ。

番組はタイトルのごとく河瀬氏の公式映画撮影に密着取材することがコンセプトであり、五輪に対する社会の反応を撮影しているのは島田氏の場面だけではない。そもそも河瀬氏の公式映画はSIDE:AとSIDE:Bに分かれ、Bは「競技場の外」を中心に編集されている。撮影に密着するNHKも頻繁に同行しているし、番組全体が「映画チームとNHKの映像をない交ぜ(p.2)」にしている。

「取材対象との距離感」として意見書は男性と島田氏を対象としているが、オリンピック組織も公式映画とNHK両方の取材対象であり、デモや反対運動も取材対象である。実際はデモに参加していなかった男性ではなく、現に行われていたオリンピック反対の複数のデモは河瀬氏とNHKにより撮影され、いっさい断りなく映像を使用され(河瀬氏は使用拒否にもかかわらず使用し)、番組放送後にデモの描き方が問題視されてもデモ主催者にはなんら確認もなく、報告書に記載もせず、今回まで謝罪はいっさいなかった。私たちや共催の各団体、あるいは参加者個人が放送後何度も申し入れや質問状を出しているというのにだ。

もっとも軽視・敵視され、無視されている取材対象は反対デモではないか。

[NHKと五輪]

一方、皮肉にも番組中で島田氏が河瀬氏とバッハ会長の「距離が近すぎる」と指摘したが、実際は島田氏とNHKも同様に、取材対象である五輪に緊張感なく密着し、共存している。

公式映画もNHKも当然五輪の組織に組み込まれており、いかに社会の批判的視点を取り入れたふりをしようとも、もともとスタンスが五輪の外にはありえないのだ。その発露が番組中での屈指の問題発言である河瀬氏の「オリンピックを招致したのは私たち日本人」であり、実際に(お金で)招致したJOC、日本政府の意向を社会全体に押し付けて当然という思考回路ではないか。意見書でも「NHKの五輪関連の伝え方には本件以前からさまざまな批判が投げ掛けられ(p.16)」とし「何らかの意図が局側で働いた」としている。「取材相手と社会に対するリスペクトを失わないこと」が重要であると結論されているが、現状すでにリスペクトがないからこその指摘ではないか。

大量の五輪競技放送をおこなうNHK全体が、そして本番組の制作者が、河瀬氏・島田氏とともに五輪の側に立ち、自分たちのレゾンデートルである五輪に反対するデモを「人間として当たり前」ではない、として敵視し、映像と放送という権力を使って「民意の重要な発露としての市民の活動(p.14)」を偏見をもって貶めたのだ。

BPOもこれは本番組に限ったことではなく、NHK全体の問題ではないか、と疑義を呈しているが、体制寄りのスタンスを崩さず、反対する市民の活動を尊重しない態度は、まさに『ニュース女子』と同じである。それ以上に公共放送であるNHKは、その機能を政権と「距離が近すぎる」ものに変質させてきた。代表的な発言が籾井元会長の就任あいさつ「政府が白というものを黒というわけにはいかない」であり、この傾向は今やますます強まっている。だから政府が「アンダーコントロール」「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証し」と言ったオリンピックという国策イベントを、黒とは決して言わない。

BPOの意見書は予想以上に踏み込んだものであり、当該番組関係者だけでなくNHK全体として、口先だけで「真摯に受け止め」るのではなく、徹底的に猛省すべきである。それでも意見書にはまだ不充分な点が多々ある。島田氏との発言の矛盾をそのままにしていること、悪意や偏見を断定しきっていない、河瀬氏への取材がもつ影響力、公式映画との関係性、最大のものはオリンピックに対する翼賛姿勢である。これらの背景があるからこそ、「字幕捏造」にはじまるデモへの悪意が発散したと私たちは考える。

以上に基づいて、NHKに対して質問と要求を送る。NHKは総務省勧告を受け、たったひとこと「デモ主催者や参加者にもお詫び」と謝罪の一行を入れたが、具体性のない形式的なものにすぎない。一般論や報告書・コメントのコピーに逃げず、「真摯に」回答していただきたい。

要請:BPOの放送倫理違反という指摘を受けて、「デモや社会問題の取り扱いについてBPO委員などからレクを検討」とNHKは発表しているが、当該のデモ主催者の意見を聞くつもりはあるのか。

本意見書ならびに総務省勧告を受けての「謝罪」も、NHKメディア総局長の会見で「監督の河瀬直美さん及び公式記録映画関係者のみなさま」に真っ先に触れ、その次に「インタビューに答えていただいた男性など取材にご協力いただいた方々」、最後に「五輪反対デモに参加したり主催されたりした方々」という扱いである。

このような扱いは「五輪反対デモに参加したり主催されたりした方々」を侮辱し、河瀬直美氏や公式記録映画関係者より五輪反対デモに参加したり主催されたりした方々を軽く見るNHKの体質が現れたものと判断せざるを得ない。

これまでも私たちからの申し入れや質問状に対して、NHKは不誠実な対応を繰り返してきた。今回のBPO指摘を踏まえ、NHKとしてデモの主催者に対して謝罪と説明の場を設けるべきである。

広報だけでなく、番組制作担当者を含め、私たちとの面談に応じていただきたい。

この要請を検討するつもりはあるのか。可否を回答してください。

併せて以下質問につき、10月7日(金)までの回答を願います。イエス・ノーで回答できる質問(1,2,4,5,6)については、本文の前にまずイエス・ノーを答える形で記入してください。

〈調査を追加し、結果を公表すべき点〉

1.前文にも書いたように、男性の発言、その確認についてNHKと島田氏の言い分は矛盾したままである。また「プロの反対側」についても見解が異なっている。これでは調査として結果が出たとはとても言えない。島田氏とディレクターへの再度の調査をするつもりはあるか。

2.NHKは2月の報告書を作る際もデモ主催者への聞き取りは行っていない。私たちの申し入れ、会見に対し、NHKは記者として取材して名刺交換もしているにもかかわらずだ。デモ主催者を含めた再調査をするつもりはあるか。

3.番組中、島田氏の撮影素材を河瀬氏が見る場面が後編の結論部分として展開されている。ここで河瀬氏が問題の男性の場面を見たか否かは、番組のみならず、公式映画のオリンピック反対派への偏見の有無を判断する重要な要素である。BPOは「当該場面は含まれていない」とあるが、視聴者からは河瀬氏のタブレット画面などから「当該場面を見ている」との指摘が多数なされている。見ていないという証拠を提示していただきたい。

〈BPOヒアリングへの対応について〉

4.BPOのヒアリングの対象者(人物名)・日時・内容、および提出資料等をNHKの公式WEBで公開する予定はあるか。河瀬氏・島田氏へのヒアリングにNHKは同席していたのか。

ヒアリング内容を公開しないつもりならその理由を説明せよ。結果は出たのだから、BPOの調査の支障になることもないだろう。

5.BPOにはヒアリング等で協力しながら、オリンピック反対派の事実関係を確認する質問に対し、誠実に答えなかった理由はどこにあるのか。

「五輪反対デモに参加したり主催されたりした方々」に「深くお詫び申し上げる」気があるなら、今からでも各団体から寄せられた公開質問状の質問事項に回答すべきであるが、その予定はあるか。

〈今後の対応〉

6.今回の「五輪反対デモに参加したり主催されたりした方々」への謝罪はおざなりに名前を付け加えたにすぎない。本来ならNHKメディア総局長の会見で済ませずに、NHK会長名で謝罪をし、それをNHK公式WEBに載せるべきと考えるが、今後掲載を検討しているか。そうしないのであれば、理由は何か。説明せよ。

7.BPOの指摘を踏まえ、NHK大阪放送局として検証番組を作成し、公開すべきと考えるがNHKの見解を示せ。

8.今回の捏造報道の根源には、NHKのオリンピック・パラリンピックに対する報道姿勢が存在している。オリパラに対して功罪両面を報道すべきところが、ほとんど翼賛的ともいいうる報道姿勢に終始したため、反対デモに対しても予断と偏見を持ってしか報道できず、捏造報道を招いたのだ。この報道姿勢を真摯に振り返ることなく、小手先の技術論で真相を隠蔽すれば、第二、第三の捏造報道を断ち切ることはできない。その点についてどう考えるのか、明らかにされたい。当該番組に限定することなく、オリパラ放送全体についての態度を問うものである。

以上

NHKからの回答全文はこちら

10月10日(月)五輪は汚職と災害の森 !TOKYO1010@JOC前ティーチインに集まろう!

五輪は汚職と災害の森 !TOKYO1010@JOC前ティーチインに集まろう!

「わたしが絶対に逮捕なんかさせませン!」の遺言を残して逝った安倍晋三の五輪レガシー(遺産)相続争いが始まっている。膨大な税金をつかった腐敗ビジネスの極致──TOKYO2020のスポンサー契約に関する受託収賄罪の容疑で逮捕者された元電通役員の高橋治之は、安倍晋三とは父の安倍晋太郎の時代からの腐れ縁。検察当局にアンダーコントロールされた情報は高橋一人の「みなし公務員」という身分に問題を矮小化しているが、腐敗の構造は電通-JOC-自民党-開発業者、そしてIOCまで連なっている。

複合不況と原発災害にみまわれた落日ニッポン資本主義。「その危機を救う」と称してツケを人々に押し付けてきたアベノミクスの総仕上げのひとつがTOKYO2020だった。アベノミクスは自らまいた超金融緩和によって空前の企業利益を作り出す一方、未曾有の円安危機の泥沼から抜け出せなくなり、そのツケをまたまた人々に押し付けつつある。同じようにオリパラもそのレガシー(遺産)の相続をめぐって魑魅魍魎が跋扈している。

オリンピックに反対する私たちは、最初から、オリパラの利権構造や優生思想に根差した差別の問題、そしてセクシズムや福島切り捨ての問題を批判してきた。もちろん世界的なコロナパンデミック下での強行と感染拡大も許しがたい。

にもかかわらず、なんと10月16日にはIOCバッハが来日して記念イベント「THANK YOU TOKYO」も行われるという。「ぼろ儲けさせてくれてARIGATO」ということだろう。

五輪を誘致するためにIOC総会で安倍は「アンダーコントロール」とウソをつき、福島原発の汚染水を海洋放出する策動に繋げた。JOCと札幌市は多数の市民が反対しているにもかかわらず、またもウソをついて招致をあきらめない。そしてパリ、ロス、ミラノ、ブリスベンでも五輪災害を続けようとしている。

10月10日は64年五輪のレガシー:スポーツの日と称して、五輪推進派たちは汚職発覚から目を逸らすように、またぞろスポーツイベント三昧で神宮外苑再開発を目論む。私たちは、そんな闇の森:JOC前に集結し、オリパラ災害資本主義との心中はごめんだ!札幌招致を断念せよ!の声をあげる。

神宮外苑は今やとんだ「集まれどろぼうの森」!盗人タケダけしいとはおまえたちのことだ!TOKYO2020の盗っ人どもよ、知らぬ存ぜぬは許されねえ!森喜朗の銅像建立?ふざけるな!引き倒しちまえ!

みんなで集まろう。廃止するまでがオリンピック反対です!

日時 2022年10月10日(月)14時30分集合~16時

場所 JOC前歩道 (最寄り駅 地下鉄「外苑前」/JR千駄ヶ谷駅10分)

知らざぁ言って聞かせやしょう

~発言内容(予定)

JOCと電通問題/オリパラとセクシズム/外苑前開発と森利権/NHK捏造番組問題/膨れに膨れた大会費用/札幌はフチョッチーです/IOCバッハふざけるな10.16デモ、ほか

呼びかけ

TOKYO2020五輪災害おことわり連絡会

weblog  http://www.2020okotowa.link/

BPO放送倫理・番組検証機構の<重大な放送倫理違反あり>を受け止め、 NHKは五輪反対運動に謝罪せよ!

 昨年12月26日に放送されたNHK BS1スペシャル「河瀨直美が見つめた東京五 輪」について、本日、BPO放送倫理・番組検証機構が<重大な放送倫理違反あ り>との意見を通知・公表した。  BPOが重大な放送倫理違反を認定したこと、単なる字幕問題に矮小化せず、 放送によってデモの参加者がお金で動員された主体性のない人々である印象を 与え、五輪反対デモやデモ全般までもおとしめる内容であったことに言及して いることは、当然のことであるが評価したい。単なる字幕問題に矮小化した報 告書と形式的な謝罪で終わらせようとしたNHKは、<放送倫理違反>を真摯に 受け止めよ。

 その上で、私たちは、この番組によりおとしめられたオリンピック・パラリ ンピック反対運動の主体として、意見書の不十分さも感じている。以下、その 点を指摘して私たちの見解とする。

1. 東京オリンピック・パラリンピックが「世論を二分する中で開催された」 (意見書「おわりに」)以上、番組には五輪批判の声をどれだけきちんと反映 させるかが問われていた。にも関わらず、「プロの反対側」「本当に困ってる 反対派」とする島田角栄氏の物語に合わせて番組を構成し、その結果、事実と 異なる内容を放送したことが問題の骨格だと考えるが、意見書はそこまで踏み 込んでいない。

2. 意見書では、別のデモについての発言を五輪反対デモにすり替えて編集され たことが認定されているが、これは明らかに「ねつ造」である。記者会見では 記者からもその点についての言及があり、委員らからは「半ばねつ造とも言え る行為であるが、悪意はなく重過失と考える」旨説明があったと聞く。ドキュ メンタリー番組である以上、事実と異なることを知りながら事実であるかのよ うに放送することは、悪意の有無には関係なくねつ造である。なぜねつ造であ ると明言することが出来なかったのか疑問が残る。

3. 問題のシーンについて見過ごしたことについて、意見書はその理由をNHKス タッフによるデモや社会運動への「関心の薄さ」と指摘している。しかし、そ れらは「関心の薄さ」などと言う消極的なものではなく、むしろ反対運動に対 する悪意ある偏見だと私たちは考える。NHKのデモに対する偏見や負の価値観 が根底にあったからこそねつ造報道が生まれたという認識が欠如しており納得 し難い。そしてその偏見は河瀬直美監督や島田角栄氏とも共有されていたと私 たちは思う。

 現在、連日のように五輪に関わる贈収賄のニュースが報じられ、前組織委会 長であり「女性差別」発言で辞任した森喜朗氏にも事情聴取が行われるという とんでもない事態だ。また、「アンダーコントロール」という大嘘で五輪を招 致した安倍元首相については、亡くなってからのちに、カルト宗教との関係が クローズアップされている。東京五輪に関わる「カネ」の問題は、すでに招致 の前から始まっていたのだ。

 五輪を「善」として推進してきた人々。IOCや組織委員会、JOC、東京都、日 本政府、そして電通やゼネコン、スポンサー企業等々五輪利権にまつろう人々、 その中に、河瀬直美や島田角栄、NHK番組を作った人々もいる。仮に番組スタ ッフの社会運動に対する「関心の薄さ」を前提にしても、放送に携わるものと して、物事の本質に迫る気概を無くすべきではない。

 私たち五輪反対派を「金で動員」と侮辱しておきながら、実際、金で動いて いるのは五輪推進派の人々であることが明確になった。NHKは真摯に反省して、 私たち反対運動に対する人権侵害を謝罪せよ!五輪の闇を暴く真っ当な番組を 作れ!IOC、日本政府、組織委員会は、すべての真相を明らかにせよ!オリン ピック・パラリンピックはどこにもいらない!

2022年9月9日

反五輪の会

「オリンピック災害」おことわり連絡会

東京 2020 パラリンピック1周年記念ベントに対する
反対声明

東京 2020 パラリンピック1周年記念ベントに対する反対声明
2021 年 8 月 24 日から 9 月 5 日にかけて、東京 2020 パラリンピックがオリンピックに引き続き強硬開催された。オリンピック・パラリンピックともに新型コロナのパンデミックにより1年延期・無観客での実施であったが、緊急事態宣言下でのオリンピック期間とその後の第 5 波感染急拡大を考えれば、中止するのが当然であった。感染拡大を憂慮する多くの声を踏みにじりながら開幕したパラリンピック。そして、多くの自治体が強行した学校連携観戦。これは、「人の命よりパラリンピック開催を優先した」ということにほかならず、まずはそのことに強く抗議する。
そして1年を経過した 2022 年 8 月 24 日に、東京都は「1年後の夏、感動と興奮をここで再び」と銘打って、東京 2020 パラリンピック1周年記念イベントを有明アリーナで開催しようとしている。オリンピック・パラリンピックを巡る巨額の金銭不正の一端であるスポンサーと電通のリベート問題について今ようやく捜査が始まり、高橋理事が逮捕された。有明アリーナはオリパラのために公費で建設されたものを、電通子会社に格安で委託した施設である。よりによってここで1周年イベントとは、まさに利益誘導こそがオリパラのレガシーではないか。東京都は「多様な人々が共に暮らし、互いに認め合う社会」が東京 2020 パラリンピックのレガシーであると言っているが、この1周年イベントの案内にすら、そのことは言及されていない。
オリンピック・パラリンピック組織委員会の最終報告は「誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会」がパラリンピックの目的であり、2020 大会はその目的を達成したと評価している。
その根拠に挙げているのは、「NHKが 500 時間を超える東京 2020 パラリンピックの放送を行い、これまで障がい者スポーツを見たことがない幅広い年齢層の人々がパラリンピック競技大会に触れ、様々な障がい者スポーツで多くのファンが育つきっかけとなった」や「従前ほとんどなかった障がい者やパラアスリートの企業広告への登場機会が東京 2020 大会の開催が近づくにつれて大幅に増え、パラアスリートを起用することで企業ブランド価値を高めるもの」というものだ。メディアに露出し、企業の広告塔としてパラアスリートが商業利用されることを「インクルーシブな社会の在り方の推進」と呼ぶのは、あまりに軽薄であり、アスリート以外の障がい者の切り捨てではないか。
私たちはオリンピックの持つ競争主義、勝利至上主義、商業主義を批判し、パラリンピックが近年オリンピックに同化しつつあることの問題性を指摘してきた。2020 パラリンピック大会において、競技種目の増加と障がい等級の差別化は一層進められ、「できる障がい者」と「できない障がい者」の分断は拡大した。これは障がい者の解放とは真逆の傾向であり、「誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会」というキャッチコピーは欺瞞にすぎない。
こうしたパラリンピックの矛盾や差別性を自覚することなく、自画自賛の「感動と興奮をここで再び」と 2020 パラリンピック大会の 1 周年を記念するイベントを東京都が行うことに強く抗議する。またこの 1 周年記念イベントを契機とした「パラスポーツムーブメント」の拡大についても反対する。
2021 年 8 月 24 日、2020 パラリンピック大会の開会式に抗議する私たちの仲間を警察は不当逮捕した。そして私たちの反対の声を封殺するために新国立競技場に近づくことを許さなかった。パラリンピックは、「人々の多様な在り方」を謳いながら、その内実は反対意見への弾圧と排除であり、多様性の否定にほかならない。私たちはパラリンピックの正体を糾弾し続ける。
世界のどこにもオリンピックも、パラリンピックもいらないと。
2022 年 8 月 24 日
オリンピック「災害」おことわり連絡会

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7.23-7.24「東京2020大会1周年記念 TOKYO FORWARD」 反対連続行動 嘘と捏造の2020東京

集会開始は13時30分からに変更になりました。

7月24日(日)集会 13時30分〜17時 参加費 500円

※当日ライブ中継で視聴できます。視聴にはVLCメディアプレイヤーが必要です。詳しくは、こちらをごらんください。集会資料(準備中)

江東区文化センター第4・第5研修室(東京メトロ東西線東陽町駅一番出口より5分)
  1部 東京オリンピックは何だったのか*ナショナリズム/ジェンダー/オリパラ教育/自衛隊/監視/施設の現状/排除/NHKと公式映画……
  2部 国際的な反対運動の紹介・報告
    札幌招致反対運動の紹介・報告
など

東京オリンピック・パラリンピック強行から1年。
東京都は「大会開催の意義、感動や記憶を共有し大会のレガシーを未来へつなげるため」と称して、1周年企画イベントを予定しています。
嘘と捏造にまみれたオリンピック・パラリンピックに、性懲りもなく、さらなる捏造を上書きしようというこのイベント、
許せません! 

イベント抗議のデモと集会へ参加を!

主催●「オリンピック災害」おことわり連絡会

千代田区神田淡路町1-21-7静和ビル1階Aスペース御茶ノ水(ATTAC首都圏気付)
http://www.2020okotowa.link/

(終了)2022年7月23日(土)デモ 16時集合/17時出発

JOC前(東京メトロ銀座線外苑前駅5分/都営地下鉄大江戸線国立競技場駅・JR千駄ヶ谷駅10分ほか)

6・30組織委・東京都申し入れ行動報告

宮崎俊郎(オリンピック災害おことわり連絡会)

6月30日に組織委が解散するということで、長野のオリンピックいら ない人たちネットワークの仲間からすべての文書や財務帳票などを毀棄 せず、市民に公開を求める意見書が送られてきました。解散当日の6 月30日16時に集合して申し入れを行おうということになりました。

組織委員会は6月30日で解散。清算法人に移行。清算人4人 の筆頭は武藤敏郎。組織委の文書は法的に開示の義務はないとして います(これは東京都に対しても同様)。ホームページは6月30日 18時で閉鎖。

申し入れは以下の2点です。

1.すべての文書や帳票等を保存し、市民に公開すること。

2.公式HPのデータをHP閉鎖後もアクセスして閲覧できるようにす ること。

当日集まったのは、長野からも駆けつけてくれた仲間を含めて5人でし た。

この日の行動は、まずは組織委への申し入れ、その後東京都オリパラ 調整部への申し入れ、最後は都庁記者クラブへの申し入れ書の投げ込 み。

組織委も東京都へもアポなしで訪問。組織委は都庁第1庁舎の33 階と34階のフロアにあったが、この日が最後なので、段ボールの荷物が 積みあがっており、バタバタしていました。段ボールの送り先は個人住所の 他、「財務省主計局」など。

組織委では広報部の方2人が対応してくれました。広い部屋の入口で、 通行者の邪魔になりそうだったので、向かいのリフレッシュメントルームでやり 取りを行いました。

内容的なやり取りはかなりできましたが、自分たちは今日で解散なので 責任は持てないという姿勢に終始していました。まず組織委の文書の保 存については必要なものは東京都が引き継いでくれる。ただし、公開の義 務はないのですべてが公開の対象とはならない。HPについては本日18 時に閉鎖されるが、現在JOCと東京都でデータの継承について協議し ている。概ねアーカイブとして見ることが可能となると思われる。

長野の仲間から長野の廃棄事例をもとに、検証のために領収証やレシー ト1枚ですら廃棄してはいけないという迫り方が大変効果的でした。

これまで組織委はほとんど私たちの申し入れに対して対応してこなかった が、解散直前で意識はすでに組織委ではなかったので、一応対応したの ではないでしょうか。対応してくれた2人も東京都からの出向組で解散後 清算法人へ移るがその後は東京都に戻ると言明していました。

次に東京都オリパラ調整部に行って、長野の仲間がすかさず席次から 部長の石原さんに会いに来たと遠くから声をかけたら、そのまま部長が出て くるという驚きの対応がありました。一応私たちの申し入れの趣旨は聞き、 あとは担当に任せると退散。担当は申し入れ書を検討しますとして東京 都が組織委解散後もすべて引き継ぐのかどうか疑問であることを伝えたが、 回答はありませんでした。今後の東京都の開示基準として、「公開に馴 染まないもの以外」という恣意的ワードが連発され、都合の悪い文書は開 示しないということを予兆させるような感じが気になりました。  組織委と東京都に対して私たちの要請は行えたが、それに対する対応 は曖昧なものに終始していました。 ただし、門前払いされることなくきちんと要請を行った事実は残せたので、 今後東京都に財務公開などを迫ることがあれば、その足掛かりは作れた と思います。  最後に都庁記者クラブの各社に申し入れ書を投函してきました。

河瀬直美監督およびIOCに告げる 東京2020五輪を正当化する公式記録映画の上映に強く抗議する!ー公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」公開を受けて 私たちの立場

English

 昨年2021年夏、多くの人たちの反対の中で2020東京オリンピック・パラリンピックが1年延期後強行開催された。たくさんの怒りが充満する中、その総括はまだこれからである。

 6月3日、河瀬直美監督による公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」が公開された。上映にあたっては、公開初日に、私たちと共に東京オリ・パラ反対を闘った「反五輪の会」から抗議声明「嘘と捏造の東京五輪公式記録映画に抗議する!」( https://tmblr.co/ZVXF2tc5206wGy00 )が出され、同時に「東京2020公式記録映画におけるデモ・抗議行動の映像使用について」( https://tmblr.co/ZVXF2tc522AMWa00 )で明確な拒否の態度表明が出されている。私たち「オリンピック災害おことわり連絡会」も反五輪の会と立場を同じくするものである。その上で、公開された「SIDE:A」と「SIDE:B」(予告編)を見て、ここに改めて私たちの立場を明らかにする。

1.ささやくような「君が代」(藤井風)で始まる「SIDE:A」。降りしきる雪の景色の中の桜(皇居)、雪を被ったクーベルタンの銅像(五輪スタジアム前)、そしていきなり「中止だ中止!」と書かれた私たちのバナーが不意に現れる。これだけでもげんなりだ。「SIDE:A」はアスリートの物語だと言うが、数箇所にわたって私たち(反対派)の抗議行動の場面が無断借用されている。中には参加者の顔にボカシを入れている画もあったが肖像権の侵害を自覚しているということか。「オリンピックは廃止だ廃止!」という私たちの怒りの声も登場する。「SIDE:B」(予告編)にも同様の場面が確認できる。私たちの姿や声、反対運動をわざわざ映画に取り込む意味はなにか?

2.河瀬監督から私たちへのアプローチが一切無い中で、監督の意図は知りようもないが、6月5日に開かれた記者会見では、「長い時間をかけて先の人たちに届いていく」「ここ(映画)には時代の記憶が刻まれています。・・・私たちは、この時代を精いっぱい生きた・・・、日本人が世界に誇れる姿を、反対派の人も含めて今、見られなくても、いつか必ず見てほしい。」と発言。(2022.6.5&6日刊スポーツ)。無観客になり「(観客の)眼差しを奪われ」た中で、「撮れないことを撮ろう」とも(週刊文春CINEMA2022夏号)。冒頭から辞任した森喜朗が無批判にドアップで登場、有名無名のアスリート一人ひとりにある「物語」を淡々とつなぎながら、エンディング「The sun and the moon」の歌、クーベルタンの銅像、クーベルタンの言葉「勝つことではなく、努力し続けることが大事」で締め括られ、最初から最後までを壮大な「五輪の物語」として描こうという河瀬の狙うトータルな「意味」を受け止めた。

「映画」ではJOCがメダル獲得目標を掲げて国威発揚に邁進していた事実はまるでなかったようだ。クーベルタンが優生思想丸出しの差別主義者だったこともどこにも出てこない。「難民」選手団やBLM、沖縄等々見せかけだけのウォッシュ(wash)。出産で五輪を諦めた日本代表選手と、規定と闘い乳児を連れての参加を勝ち取ったカナダの選手。勝っても負けてもベストを尽くすアスリートたちー一人ひとりの選択はいずれも正しいと、全ての「物語」を「正」として印象付けるように描いている。

 けれど、現実には、日本政府は五輪に向けて治安対策として外国人の出入国・在留管理を強化した。随所で「母性の強調」や「和」の精神、「日本人」が強調されるが、上滑りの「男女平等」や「多様性」が別のマイノリティを排除し傷つける表現だということに監督自身無頓着に見える。しかし、事実を隠蔽する犯罪性は実は意図的なものなのではないか。「人類のための記録映画」(河瀬)は、コロナ禍という困難の中で東京五輪が偉大なレガシーを残したという「公式の語り」を固定化する。「困難」や「分断」を乗り越えた先の五輪の成功神話を導き出すための道具として私たち(反対派)を利用した。

3.新型コロナウイルスの蔓延下、多くの人びとの反対を押し切って強行されたオリンピック・パラリンピックの大きな「負の爪痕」を未来に残すべき「レガシー」として語り直そうとするオリンピック推進派の動きがある。映画もこれと歩調を合わせ、共謀する。

 安倍首相(当時)の福島第一原発事故に関する「アンダーコントロール」発言から始まり、招致にまつわる買収疑惑、膨大に膨れ上がった予算、様々な嘘と利権で破壊された人々の生活・・・。オリンピック・パラリンピックをめぐるそれらさまざまな問題は全て隠ぺいされた。五輪推進派は何の反省もなく、2030年札幌冬季五輪招致にむけての動きを活発化させている。映画はこの動きに加担するものだ。

 試写会には、森喜朗ら関係者が集まり、それ以後もカンヌ映画祭での上映、菅前首相との対談、記者会見・・・、華々しい宣伝が膨大な経費をかけて行われているが、鑑賞者数はメディアが報じるほどに惨敗、東京五輪同様、公式記録映画にも人々の関心はない。また、昨年末NHK-BS1スペシャルで放映された「河瀬直美が見つめた東京五輪」は、登場する男性のボカシ入り映像に彼が話してもいない「金をもらって五輪反対デモに参加した」というねつ造字幕をつけたことが発覚して大問題となり、現在BPOが審議中だ。私たちも当事者としてNHKおよび河瀬事務所に抗議を送り、なおかつBPOに人権侵害を申し立てている。さらにこの間、河瀬直美による数々の暴力行為とパワハラ疑惑が報道されている。

 河瀬は公式記録映画の監督等の活動を評価され、昨年、国連ユネスコの日本人女性初の大使に任命された。また国際芸術祭「あいち2022」アンバサダー、2025年大阪・関西万博のプロデューサーと、国際的なメガイベントへ名前を連ねる。公式記録映画をテコに次のステージにステップアップしたと言ってもいいだろう。NHKの番組やパワハラ疑惑に対する説明責任も求められるが、河瀬自身から納得行く釈明は一切ないまま、その地位は守られ続けている。映画の背景こそに淀んだ空気、闇深いオリンピックの力学を感じるのは私たちだけではあるまい。

 結局のところ公式記録映画は、真実を何も描いていない。5000時間撮影した素材から五輪を讃えるエピソードを掬いとり、反対運動を貶める恣意的編集で私たちの「画」を利用した。五輪の「光と影」を描く公式の語りを如何様にねつ造しても、私たちの反対の声を封じ込めることはできない。私たちの「抗議」を五輪礼賛の「物語」に消費しようとしても、私たちの怒りは映画を乗り越え、もっともっと大きく世界に轟くだろう。

河瀬直美監督およびIOCよ、恥を知れ!

東京2020五輪を正当化する公式記録映画の上映に抗議する!

2022.6.15       

2020オリンピック災害おことわり連絡会(おことわリンク)      

http://www.2020okotowa.link/

いつまで続くオリンピック災害! 嘘と捏造の公式記録映画やめろ!

5月23日、東京五輪公式記録映画の試写会が行われます。
公式記録映画に関しては、昨年末、監督である河瀨直美とそのスタッフによる制作風景を追ったNHK番組「河瀨直美が見つめた東京五輪」で 「反対デモに金で動員」 という捏造が行われました。
しかし私たちは、そもそも公式記録映画自体が、多くの破壊と犠牲の上に強行された東京五輪を美化し、歴史と記憶を捏造するためのものだと考えています。
この映画の公開に抗議するため、組織委員会のある東京都庁前と、試写会会場前でスタンディングを行います!
試写会は批判の声を恐れてか会場が明らかにされていません。是非、情報をお寄せください。

多くの皆さまの結集を!

2022.5.23(月)

16:00~ 都庁第一本庁舎前(都庁通り)集合→スタンディング
18:00〜 東京五輪公式記録映画試写会 会場前スタンディング
TOHOシネマズ六本木ヒルズ前にて!(日比谷線「六本木駅」出口1C 徒歩3分)

呼びかけ:反五輪の会、おことわりんく、都教委包囲首都圏ネットワーク

※最新情報は反五輪の会Twitterで更新します!行動参加予定の方は随時チェックをお願いします。

※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。

NHK!捏造番組のおざなり報告書・回答に納得してないぞ!抗議スタンディング!4.8(金)18:00NHK西門前

NHK『河瀨直美が見つめた東京五輪』は話題となった「お金を貰ってデモ」の字幕だけの問題ではなく、番組全体が五輪と公式映画を美化しまくり、それに反対することへの悪意すら感じとれる酷すぎる内容です。

私たちは4月8日にNHKに対して直接抗議を行いました。3.14にNHKが出したおざなりな報告書、これまで各団体から出した質問状に対する不誠実な回答、そして常に河瀨直美・島田角栄と公式映画をかばう姿勢。これらについてNHKに対して改めて抗議を行い、さらなる追及を行います。

2022年4月9日 NHK『河瀬直美が見つめた東京五輪』レガシーはこうして捏造される

<ONLINE ライブ配信>

vimeoでごらんになる場合はこちら

視聴者の指摘によって、「デモ参加者」インタビューの捏造が明らかになった、 NHKBS1スペシャル番組「河瀨直美が見つめた東京五輪」。基地建設反対運動に関する捏造問題と同様、東京五輪に対して反対の声を挙げた人々がカネで動員されていたと印象づけ貶めるねらいがあったのではと指摘されています。

しかしこの番組の問題はそれだけではありません。ジェンダー平等、学校のスポーツ教育、被災地復興など、いくつもの点で首を傾げるような内容が散見されます。この番組が示しているメディアの問題は、コロナという困難の中でも東京五輪が偉大なレガシーを残したという公的な語り を固定させて、札幌大会など今後の誘致にもつなげようとする試みの一部といえます。

本集会では多様な観点からNHK番組を読みとき、メディアと一体化した「レガシー」の捏造にNOを突きつけます。

第一部:番組解説 「河瀨直美が見つめた東京五輪」

第二部:講演 メディア論、ジェンダー論から考える

・なぜ虚偽の字幕が生まれたのか  永田浩三さん(武蔵大学)

・「つながり」の称揚による分断──メディアとポストフェミニズム  田中東子さん(大妻女子大学)

第三部:パネルディスカッション オリパラ反対に取り組んだ各分野から問題提起とフロア

討論  杉原浩司さん 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)  堀内哲さん オリンピックいらない人たちネットワーク(長野)  本山央子さん アジア女性資料センター  吉田亜矢子さん 反五輪の会

★日時:2022年4月9日(土)13:30~16:30

★場所:文京シビックセンター 地下1階 アカデミー文京 学習室     (最寄り駅)メトロ「後楽園」ほか

★資料代:500円

※会場が60人程度の規模なので、コロナ感染拡大防止の観点から、参加希望の方 はマスクや消毒などお願いします。 人数によっては入場できない場合もあります。あらかじめご了承ください。

【集会実行委員会】 五輪災害おことわり連絡会、反五輪の会、アジア女性資料センター、オリンピッ クいらない人たちネットワーク(長野)、 都教委包囲首都圏ネット、OurPlanet-TV 【集会に賛同します】※賛同募集中!  渥美昌純(東京にオリン ピックはいらないネット)、天野恵一(天皇制問 題情 報交換会)、 井谷聡子(関西大学)、井谷恵子(京都教育大学)、小笠原博毅(神戸大学)、 川名 真理(沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない 市民有志)、北村小夜(元 教員)、 谷口源太郎(スポーツジャーナリスト)、原口剛(神戸大学)、 平井玄(文筆 家)、 岡崎勝(自由すぽーつ研究所)、 エトセトラブックス、東京にオリンピックは い らないネット、ふぇみん婦人民主クラブ、…

★賛同はこちらから https://forms.gle/VpDQMW1x5h81PNkr7

反オリンピック国際集会 2022年5月21-22日にセーヌ=サン=ドニで会おう

Posted on  by saccage2024

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ロンドンで私たちは、500名以上の入居者を抱えていた英国最大の特定目的住宅協同組合、クレイズレーン団地が破壊されるのを見た。そして、たくさんのジャガイモやアーティチョークやカリフラワーが植えられていたマナー市民菜園(Manor Garden Allotments)が破壊されるのも見た。

ソチで私たちは、ソチ国立公園の広大な土地が破壊されるのを見た。そこは手付かずの国有森林保護地区だったが、無人の地に新都市を建設するため開発された。

リオで私たちは、ヴィラ・アウトドロモが破壊されるのを見た。オリンピックパークの端っこに位置する、数十年の歴史を持つその漁村には800世帯が住んでいた。2016年までにリオで強制退去の憂き目にあった22,000世帯に、その800世帯は含まれている。また、私たちは、戦車がやって来てファベーラの公有地を簒奪するのを見た。自然保護区がゴルフコース建設のために売り飛ばされるのも見た。

ピョンチャンで私たちは、スキー場建設のために500年の歴史を持つ神聖なカリワン山の森林保護区域が破壊されるのを見た。

東京で私たちは、霞ヶ丘アパートが破壊されるのを見た。そのアパートは1964年の東京オリンピックの際に立退を強いられた住民の移転先となった公営住宅だった。

北京で私たちは、乾燥した山間部に人工雪を降らせるために貴重な水資源が奪われるのを見た。この地域に確立されたウィンタースポーツ産業は、将来にわたり資源を吸い尽くしていくだろう。

ミラノ・コルティナで私たちは、東アルプスが破壊されていくのを見ている。ユネスコ・ドロミテ財団が罪深くも沈黙を守っているのをよいことに、オリンピックが次第に環境破壊の機会となっている。

ロサンゼルスで私たちは、エコパークレイクの破壊をすでに見ている。この公園でテント生活をしていた200名もの人々が暴力的に排除され、公有地の囲い込みと軍事化が進行した。
そして、私たちは、ロサンゼルスに現存する数少ない黒人地区、イングルウッドが破壊されていくのを見ている。新しく建設されるスタジアムが家賃を高騰させ、地域経済を破壊し、環境汚染を撒き散らしている。

私たちは、オリンピック開催の旗の下、公共空間、緑地、住宅、コミュニティが破壊されるのを何度も見てきた。

これらの怒りをそれぞれの都市でおのおのが孤独に抱えておくにはあまりに荷が重すぎるので、世界中の仲間たちがパリにやってくる。私たちの中には家を失った人がいる。生活基盤、コミュニティ、権利を失った人もいる。私たちがパリに集まるのは、未来に向けて力を蓄えるため、それぞれの経験に耳を傾ける必要があるからだ。国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピック推進派は、国境を越えて組織されている。連中を止めるには、私たちもそうする必要がある。こうした会議を実現させるために労力を費やすことで、私たちは明白なメッセージを送ることになる。私たちはこの闘争にコミットしており、運動に加わるあらゆる人と連帯している、と。私たちを局所の闘争に孤立させ、孤独な闘争へと私たちを閉じ込めようとするのは、資本家階級のお馴染みの手口だ。彼らにとって最大の脅威が、私たちが互いに力を合わせて闘うのを選ぶことであると、私たちは知っている。それぞれの都市においてだけでなくオリンピックそのものに有意義かつ力強い方法で抵抗する、いかなる戦争機械を私たちは作ることができるだろうか?

パリ五輪組織委員会はこう言っている。「われわれは過去大会の問題に気づいており、パリ大会はこれまでとは異なり、簡素化された控えめなモデルを提供します」。パリ市長はこう言っている。「より環境への配慮が行き届いた制度への移行をオリンピックは加速させます」。フランスでは少なからずの人がこうした言葉を鵜呑みにし、パリ2024は「史上最も環境に配慮した大会」になるだろうと信じた。このことは、少なくともある程度は、パリの人々がボストン、ハンブルグ、ブダペストで五輪招致を拒否した人々の後に続かなかったことの説明となっている。

しかし大会を2年後に控えた今日、こうした約束は維持不可能な幻想となった。

私たちは、ADEFという非営利団体がサン=トゥアン市で運営していた労働者向け住宅が、選手村のために破壊されるのを見た。現在のところ、全員が移民労働者である元入居者たちは狭い仮設住宅に押し込められ、次にどこに行くことができるかわからないままでいる。

私たちは、レール・デ・ヴァン公園が破壊されるのを見た。保護区域となっている生態的回廊の一部である県立公園に、「メディア村」建設のためコンクリートが流されるのである。その必要性にはIOCすらも疑問を挟んでいた。

私たちは、オーベルヴィリエの労働者菜園が破壊されるのを見た。ロンドンのマナー市民菜園同様、コンクリートの下に土壌が消えてしまうのだけど、それは大会に使用されることすらない「練習用」プールのためなのである。

タヴェルニーとサン=ルー=ラ=フォレでは、目下完璧に機能している二つのプールを取り壊してオリンピックサイズのプールが建設される。シャン・ド・マルス公園では、また別のオリンピック関連プロジェクト(グラン・パレ・エフェメール)のため緑地がコンクリートに変貌した。エランクールでは、マウンテンバイク競技のために木が伐採されることになっている。

私たちは認めなくてはならない。パリ五輪はこれまでと異なる五輪などではない、と。少数の人たちにとっての好機、市井の人たちにとっての災厄。利益の民営化、負債の国有化。近年の大会と比べれば、パリ五輪は範囲や規模においていくらか小さいかも知れないが、オリンピックが開催地にもたらすものは何処も変わらない。

2022年5月21、22日に、パリ近郊で反五輪国際ウィークエンドが開かれる。イングランド、ロシア、ブラジル、日本、米国からの参加者が出席し、各自の視点と経験を共有する。土曜日(21日)にはパリ五輪に伴う都市「再生」プロジェクトの中心近くで集会が行われる。日曜日(22日)にはラ・クールヌーヴやオーベルヴィリエのオリンピック災害を被った土地を訪れ、共同で闘争の準備をする。この国際集会は、過去の経験から学ぶこと、そして何よりもこうしたオリンピック災害に抗って闘うことを望むあらゆる人に開かれている。

オリンピックを廃止するための戦いは無益である、と信じる人々がいることを私たちは知っている。昨年夏の「パンデミック・ゲーム[=東京五輪]」に対しては、日本人の8割が反対していたにもかかわらず強行開催され、その後日本では記録的な感染拡大が起こったのである。COVIDにすらオリンピックが止められないなら、誰に止めることができるだろう?
他にはこう考えている人々もいる。仮にオリンピックを止めたところで、もっと広範に及ぶ資本主義の構造は破壊をもたらし続ける、と。オリンピックは石油や銀行とは異なる。オリンピックの消滅だけではこの腐敗した世界秩序の中枢に打撃を与えることはない。

でも考えてみてほしい。直近の開催国のほとんどの人々に嫌われ、いかなる意味においてもエッセンシャルとは言えない運動会すらなくすことができないとしたら、どうやって石油や銀行のない世界を夢見ることができるだろう?

IOCは困難の中にある。日本人の8割が東京大会に反対する前、リオ大会ではブラジル人たちが路上に出て「排除のゲーム」を非難した。2013年以降、開催候補地が招致の是非を問う住民投票を行えば、答えはつねに「NO」である。IOCに10億ドル以上も払っているアメリカのテレビ局、NBCは視聴率急落のために東京大会の後で広告主に補償を行う羽目になった。

これは勝算のある闘いだ。開催を希望する都市がなくなればオリンピックは終わる。それが可能に思えるなら、このプロセスを加速させない理由があるだろうか? 私たちにはまだ、札幌やピレネー=バルセロナ(スペイン)を2030年冬季五輪から、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地方を2034年冬季五輪から救うことができる。

5月に会おう。みなさんと会えるのを楽しみにしている。今後関連情報は以下で発信される:

ウェブサイト:https://saccage2024.noblogs.org/
SNS:@saccage2024 (Twitter: @2024saccage)
連絡先:saccage2024@protonmail.com(フランス語、英語に対応可能)

追伸:この集会には大量の英仏通訳ボランティアが必要とされる。お手伝いしてくれる方は、ぜひご一報を。

NOlympicsTV 第16回:2月18日午後7時から

北京五輪の最中です。日本選手のメダル話ばかりで嫌になりますね。

半年前の東京大会の後始末どころか、河瀬直美を主役にしたNHKの捏造放送の
問題も、また疲弊した北海道再生のために投資を呼び込む2030札幌五輪の招致話など、
懲りない人々の物語がひしめいています。

ということで、北京五輪開催中もNOlympics Anywhereの声を世界中に響かせます。

★NOlympicsTV 第16回は今週金曜日2月18日午後7時から(午後8時半終了予定です)。
武蔵野五輪弾圧裁判救援会、NHK番組捏造問題、
北京五輪期間中の各地の取り組み、札幌招致に反対する現地の声を届けたいと思います。
視聴はおことわリンクのブログから入ってください。
アーカイブで、後から、これまでの放送もご覧になれます。
http://www.2020okotowa.link/

以下、プログラムです。

★NOlympicsTV 第16回
北京五輪開催中もNOlympics Anywhereの声を世界中に響かせます。
◎ NOlympicsTV 第16回
●Today’s NOlympics(Satoko Itani)
●五輪災害おことわり・東京オリパラ終わっても…
★特集その1NHK・河瀬直美問題 
★特集 2 平昌-北京-札幌、冬季五輪で破壊されうばわれたもの 
●五輪感染・おことわり(大利英明さん)
●イケガミアツコの現場からは以上です!

2022.02.04(金) 19:00-新宿アルタ前 
北京五輪開会式抗議スタンディング!

2022.02.04(金) 19:00-新宿アルタ前 
北京五輪開会式抗議スタンディング!

ちらしPDF

オリンピック災害おことわりンク/反五輪の会

***

NOlympics Anywhere!!
哪里有奥运,哪里就有反抗!
TOKYO2020にマジでガチで反対していた私たちは、北京にも札幌にもパリにもミラノ-コルティナにもLAにもブリスベンにも、世界中のオリンピック災害に大反対です!!

***
パンデミックのさなかに強行されたTOKYO2020オリンピック・パラリンピック。
もはや多くの人がさまざまな問題を忘れ”させられ”ていますが、東京で行われたことで、私たちはオリンピック・パラリンピックそのものが悪質なぼったくりで人命軽視の大災害であることを思い知らされたはずです。
昨夏は新型コロナ感染拡大による医療崩壊が起きており、その状況でもオリパラ優先、問題はないと政府や東京都は強弁しました。しかし新型コロナだけが問題ではありません。これまでもオリパラはすべての開催地で、莫大な経費に税金を投入し、大会後にはロクに使い途もない施設を大量に作り、そのために資源を浪費し、作業員を追い込み、住民や野宿者を追い出し、再開発で街を壊し、治安の名目で監視社会を推進し、軍や警察がのさばり、戦争や暴力を覆い隠し、先住民族や移民やマイノリティを弾圧し、言論を封殺し、招致にはワイロと噓を積み重ね、スポンサーのコマーシャリズムがはびこり、五輪貴族がぼったくる…開催地にとって、そして全世界にとっての大災害です。
さらに今回の北京や2030年招致計画のある(やめてくれ!)札幌など冬季大会は、夏季以上に自然環境の破壊をともないます。地球規模の季候危機が叫ばれている中、わずか2ヶ月のために山を削り木々を伐採するオリパラ開催など許されるでしょうか。なにがSDGsだ!
今、問題となっているNHKの「捏造」をはじめ、組織委やメディアは、TOKYO2020を「成功した」「やってよかった」「誰も反対してなかった」ものにしようとしています。そうして北京五輪を盛り上げて、札幌招致につなげようとしているのです。私たちは、終わったことにはさせません。
東京大会はひどかった。北京大会を許さない。札幌大会おことわり。
オリンピック災害は世界のどこにも要りません!
NOlympics Anywhere!

[アクションに参加を予定されている皆さんへ]
※荒天時はサイトhttp://www.2020okotowa.link
またはTwitter
@Link_NoTokyo5O
をご確認ください。
※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本、中国はじめ世界中で生活するすべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加はお断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。
※撮影・中継をされる際は参加者の肖像権にご配慮ください。参加者が撮影・録音を拒否する意思表示を示した場合には、これを尊重し、記録と利用をただちにおやめください。

ere!
[アクションに参加を予定されている皆さんへ]※荒天時はサイトhttp://www.2020okotowa.linkまたはTwitter@Link_NoTokyo5Oをご確認ください。※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本、中国はじめ世界中で生活するすべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加はお断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。
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28日記者会見と抗議行動

記者会見(音声)

レイバーネット 「絶対に許せない、本当に震えました」〜反五輪デモ当事者がNHKに抗議

ツイキャス https://twitcasting.tv/humansystem/movie/718767007

IWJ NHKは捏造を認め、謝罪して事実を明らかに!NHK・BS1「河瀬直美が見つめた東京五輪」に捏造があったとして3団体が抗議文を手渡す!~1.28 NHK「反五輪デモ虚偽報道」に対する記者会見 2022.1.28

keitarou1212ちゃんねる

五輪反対の市民団体、不適切字幕でNHKに抗議文 経緯説明求める(毎日)

NHK字幕問題で反五輪の団体が抗議「デモ主催者、参加者に謝罪を」(朝日)

【動画】五輪番組字幕問題 市民団体がNHKに抗議「番組は捏造」「デモ当事者への謝罪がない」(東京)

東京五輪反対デモ団体がNHKに抗議 番組字幕問題で(サンケイスポーツ)

今日の会見とは別ですが字幕問題の社説
社説〉NHK虚偽字幕 言い逃れで済まされない(信濃毎日)

<社説>NHK字幕問題 経緯の検証を徹底的に(東京新聞)

1月28日:反五輪デモの主催者としてNHKへの申し入れと記者会見

★反五輪デモの主催者としてNHKへの申し入れと記者会見を行います!

 NHKは昨年放送した「河瀬直美が見つめた東京五輪」という番組で流した五
輪反対デモに金をもらって参加したという報道が虚偽だったことを認めました。
そして、映画制作関係者と視聴者に対して謝罪しましたが、当該デモの主催者
であった私たちには謝罪がありません。これは、企画した私たちとデモに主体
的に参加した人たちに対する侮辱であり、まずは報道による被害者に対して謝
罪すべきです。また、どういう経緯でこうした捏造報道に至ったのか、映画撮
影者に責任はないのか、など今後解明されるべき事項も多いと考え、1月28日
15時からNHKに対して申し入れとスタンディングを行い、終了後に記者会見も
開催します。
 今回の問題はメディアと報道のあり方を根底から問うものだと私たちは考え
ます。ぜひご参加ください!

◆NHKへの申し入れ&抗議スタンディング

日時:1月28日(金)15時~ (14時45分にNHKホール前に集合)
場所:NHKホール前(代々木公園けやき並木そば)
https://www.nhk.or.jp/info/about/map.html ※下の図「NHKホール」の前です

※申し入れは、人数制限のため少人数で放送センター内で行いますが、NHK
ホール前に集まった人たちでスタンディングを行います。

◆記者会見

日時:1月28日(金)17時~18時
場所:参議院議員会館 B107会議室(永田町駅、国会議事堂前駅)
※16時45分から参議院議員会館ロビーで通行証を配布します。

【発言予定】
オリンピック災害おことわり連絡会
反五輪の会
東京にオリンピックはいらないネット 他

<連絡先>
宮崎俊郎(オリンピック災害おことわり連絡会) m-toshio@jcom.zaq.ne.jp
080-5052-0270

<最新の動き>

五輪番組字幕問題、NHKが説明を一転 
「放送前に確認していなかった」と島田角栄さんに謝罪(1月25日、東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/156328

NHK発表の全文 https://www.tokyo-np.co.jp/article/156328/2

[アクションに参加を予定されている皆さんへ]
※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおこと
わりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本社会で生活する
すべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加は
お断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策に
ご協力のうえ参加をお願いします。
※撮影・中継をされる際は参加者の肖像権にご配慮ください。参加者が撮影・
録音を拒否する意思表示を示した場合には、これを尊重し、記録と利用をただ
ちにおやめください。