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パラリンピック弾圧糾弾! 一日も早くAさんを取り戻そう!9.1勾留理由開示裁判へ みんな集まれ!

2021年9月1日(水)午後1時半開廷 東京地裁427号法廷

9月1日地裁前行動

集合 午後12時半 東京地裁前(東京メトロ 霞ヶ関下車)  

*傍聴抽選があります。遅れないように来てください。警備法廷です。法廷に入る時に持ち物検査の可能性があります。傍聴席が少ないので、入れなかった人は外での街頭行動にご参加ください。プラカードや傘などご持参ください。抗議の声を裁判所へ!激励の声をAさんに届けよう!

★オリ・パラ弾圧糾弾!

 8月24日パラリンピック開会式で、Aさんが不当逮捕されてからすでに一週間が過ぎました。26日には検察に送致され(検察官 高橋つよし)、その翌日27日には裁判所(裁判官 秋田志保)により10日間の勾留が認められてしまいました。しかも接見禁止で弁護士以外誰も面会できないという不当極まりないものです。逮捕当日は午前2時まで人権侵害とも言える取り調べがなされ、翌日にはなんと令状もなく口の中からDNAが取られています。勾留決定の27日には、即Aさん自宅に家宅捜索というなんでもやりたい放題です!

 警察は、まだパラリンピックの開会式真っ只中にAさん逮捕を発表し、一部メディアは警察発表そのままに実名報道をしました。ひどい!これだけのことをやった挙げ句に、なんのための勾留なのでしょうか?客観的な状況の中で、すでにAさんの名前も知り、自宅へ押し入っていろいろなものを調べ尽くした警察が、証拠の隠滅や逃亡の恐れなど全くないAさんの身柄を拘束し続けるのは、まさにこれがオリンピック・パラリンピック弾圧だからです。

★オリ・パラ抗議は「国益に反する」?!ー踏みつけられる私たちの人権

 私たちは逮捕後すぐに、拘束されている赤坂署へ逮捕抗議とAさんへの激励行動を行い、その後当日の抗議行動の呼びかけ団体・救援会連名での抗議声明第一弾を出し、赤坂署への抗議と支援カンパの要請を行ないました。また、弁護士がほぼ連日の接見を行い、仲間と会えないAさんを励ましています。28日午前中には赤坂署への2回目の抗議激励行動も行いました。Aさん、元気です!私たちの激励の声もしっかり届き、パワーも100倍、オリ・パラ弾圧に対する怒りを改めて私たちと共有しています。Aさんがんばれ!

 しかし、赤坂署は酷すぎます。逮捕の現場状況は抗議声明第一弾で伝えた通りですが、通行可能と確認した横断歩道を規制し、警察官が力づくでAさんを鉄柵の向こう側に引きずり込みました。そして、不当逮捕以外にも複数の怪我人が出ました。Aさんと同じ場所にいた人は、大勢の警官に引っ張られ、投げ飛ばされ、倒れた後に蹴られ踏みつけられました。後頭部をうち出血する全治一週間の怪我を負いました。警察自ら救急車を呼ぶという茶番にも呆れますが、責任逃れの卑劣な態度には怒り心頭です。逮捕後すぐの赤坂署抗議には移動する私たちへの大勢の警察官の付き纏いだけでなく、赤坂署の前にも数十人の警官が待ち構えていました。この一連の暴力まみれのオリ・パラ弾圧を指揮した赤坂署警備課長家塚武夫は7月、IOCバッハが宿泊するホテル・オークラでの抗議行動に集まった人々に対し「抗議行動は国益に反する」「何が国益かは警察が決める」と発言した民主主義の破壊者です。ふざけるな!

★分断の亀裂を乗り越えろ!ーオリ・パラより命を守れ!

 大勢が反対する中でオリンピックが強行され、その後の悲惨な日本社会の状況は周知の通りです。緊急事態宣言の只中で、パラリンピックも強行され、子どもたちの学校連携観戦も行われています。千葉県では引率の教員がコロナに感染し、急遽学校連携観戦が中止されました。オリンピック閉会式・パラリンピック開会式で私たちの行く手を阻み、警察が張り巡らせたバリケードのように、この社会を分断するいくつもの亀裂が私たちを引き裂きます。優生思想と金と暴力にまみれたオリンピック・パラリンピック。2020TOKYOを最後の大会にしよう!オリンピック・パラリンピック弾圧を粉砕しよう!

パラリンピック中止!オリンピック・パラリンピックは廃止しろ!

パラリンピック開会式弾圧糾弾!

警察、検察、裁判所はただちにAさんを解放しろ!Aさんがんばれ!

仲間を返せ!

オリ・パラ弾圧許さない! みんなの力で仲間を取り戻そう! 

2021.8.30

8.24パラリンピック弾圧救援会
反五輪の会
オリンピック災害おことわり連絡会

<抗議先>警視庁赤坂署 184-03-3475-0110

<救援カンパの送り先> 郵便振替口座 00100-3-105440 「救援連絡センター」
通信欄に「8.24パラリンピック弾圧救援と明記ください

【声明】8.24パラリンピック不当弾圧と警察の暴力に対して、渾身の怒りを持って抗議する

【声明】8.24パラリンピック不当弾圧と警察の暴力に対して、渾身の怒りを持って抗議する

8月24日午後7時過ぎ、反五輪の会とオリンピック災害おことわり連絡会によって呼びかけられた「パラリンピック止めろ!開催に抗議するスタンディング」に参加するため、集合場所へ向っていたAさんが、襲いかかってきた大量の警察官たちに取り抑えられ、パトカーで連れ去られる事件が起こりました。さらにその後、近くにいた抗議者が警察に投げ飛ばされ、地面に後頭部を打ち流血する怪我を負いました。このような警察の暴力と不当逮捕は、パラリンピック開幕式に反対する抗議者の声を封じ込め、制裁を加えるという、反オリンピック・パラリンピック運動に対する弾圧に他なりません。

わたしたちは今回の不当逮捕・弾圧に対し、国内外の多くの仲間たちと結束して断固として抗議し、Aさんを一日も早く取り返すことを目指します。

パラリンピック開会式への抗議行動は、開会式会場となっている国立競技場横のJOC(日本オリンピック委員会)ビル前での集合が呼びかけられていました。

しかし、車道を「通行規制」しているはずの警察は、歩行者に対しても異様な過剰警備を行っていたのです。最寄りの駅がある外苑前交差点には警察の指揮車が2台が停まっており、歩道では大量の警察官たちが、競技場方面へ向かう通行人をむやみやたらに止め、どこへ向かうのか、何しに行くのか、など質問をして公然とつきまといを行っていました。

また、国立競技場から500メートルほど手前の、青山高校前、秩父宮ラグビー場がある地点の歩道を柵で封鎖し、横断歩道の両脇には二重の開閉式のフェンスで車道を封鎖し、大量の警察官たちがものものしい雰囲気で立ち塞がっていました。

阻止線となっている横断歩道を人々が渡る際、警察官たちは立ち止まるな!と、歩行者を強く押すなどかなり乱暴に歩道に押し込め密集した状況を作り、その異様な警備に対して集まった人たちは「警察は暴力をやめろ!」と抗議していました。その時、突然多くの警察官がAさんに襲いかかり、ほかの抗議者たちとは逆の方向へAさんを押し出しそのまま連れ去ってしまいました。大量の警察官たちにもみくちゃにされるなかで抗議者の一人が投げ飛ばされ、後頭部を打ち出血する怪我を負いました。

更に、他の大量の警察官たちが、横断歩道や付近の抗議者たちを、突き飛ばしたり、体をぶつけて強く押したり、背負っている荷物を引っ張るなどして、ものすごい勢いで警察が柵で囲った歩道の一部へと押し込めました。警察官たちは、力ずくで抗議者たちを押し込めながら「危ない!危ない!」「押さないで!」と虚言を弄し、転倒させ怪我人が続出する事態を誤魔化し、「お姉さん!お姉さん!危ないから!」などと大声で叫び、抗議者に対する虐待・ハラスメントを繰り広げました。

後頭部の怪我を負った人が、暴力をふるった警察から離れたいと言っているにもかかわらず、警察官たちは何度も近づき取り囲もうとするなど、二次加害も起こしました。更に、本人は断っているにもかかわらず執拗に救急車で病院へ行くことを勧め、挙げ句の果てには、勝手に救急車をよびつけました。救急隊員たちは、怪我を負った本人から警察官に暴力をふるわれて怪我をしたこと、そして救急搬送されることを望んでいないことを知り、そのまま引き上げることになりました。コロナ対応で多忙の中、あろうことか、警察のメンツと言い訳のためだけに振り回されることになったのです。

 命を蔑ろにし、嘘と暴力で飾られた最悪のパラリンピック開会式に対し、抗議者たちは渾身の怒りで「警察は暴力をやめろ!」「仲間を返せ!」「パラリンピックは暴力の祭典だ!」と声をあげ続け、その後も、Aさんが取り押さえられている赤坂署へ向かい「仲間を返せ!」「警察はふざけるな!」と深夜まで抗議の声は止みませんでした。

一方、Aさんが連れ去られた30分後、開会式真っ只中に警察はAさんを逮捕したことをマスコミに発表し、一部メディアはその警察発表をそのまま垂れ流しました。警察発表には、事実と異なる情報も含まれていました。オリンピック・パラリンピックに反対する者に対する悪意に満ちた見せしめ逮捕を、絶対に許すことは出来ません。

わたしたちの怒りは収まりません。

赤坂署はAさんを直ちに返せ!警察の暴力は許さない!

東京オリンピック・パラリンピック組織員会は、嘘と暴力に飾られたパラリンピックを即刻中止しろ!

オリンピック・パラリンピックは廃止しろ!

わたしたちは、Aさんの一日も早い奪還を実現します。

2021年8月27日

8.24パラリンピック弾圧救援会
オリンピック災害おことわり連絡会「おことわりんく」
反五輪の会

<抗議先>
警視庁赤坂署 184-03-3475-0110
<救援カンパにご協力をお願いします!>
郵便振替00100-3-105440「救援連絡センター」
※通信欄に8.24パラリンピック弾圧救援と明記ください。

 8.27組織委前スタンディング:命の切り捨て 暴力まみれのパラリンピック開催強行許さない

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 命の切り捨て 暴力まみれのパラリンピック開催強行許さない

       8.27組織委前スタンディング

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https://tmblr.co/ZVXF2tagtDuYaa00
https://twitter.com/hangorinnokai/status/1430872165750960130?s=20

日時:8月27日(金) 19:00 晴海トリトン前集合

呼びかけ:反五輪の会 おことわりんく

8月23日、東京パラリンピックは、中止を求める切実な抗議の声を文字通り権力と暴力で弾圧する中で開催強行されました。

オリンピック開催中から新型コロナ感染者数は爆発的に増加し、入院できず自宅療養という名の放置を強いられている人は東京だけでも25,000人を超えています。

そんな中、パラリンピックより命を守れ!という当然の抗議をした人が不当逮捕され、複数人が警察の暴力によって負傷させられました。

人々の命を切り捨て、暴力まみれで開会されたパラリンピックを許さない。今すぐ中止しろ。

東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会のある晴海トリトン
前で声をあげましょう!

<アクションに参加を予定されている皆さんへ>

※プラカード、鳴り物歓迎

※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保などコロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。

※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。 私たちは「国民」という表現を使いません。この社会で生活するすべての人の命、権利を訴えます。

※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加はお断りいたします。

※撮影・中継をされる際は参加者の肖像権にご配慮ください。参加者が撮影・録音を拒否する意思表示を示した場合には、これを尊重し、記録と利用をただちにおやめください。

【NOlympicsTV特別編】パンデミック黙示録下のTOKYO2020五輪大会をめぐって  対談:ジュールズ・ボイコフ×井谷聡子

【NOlympicsTV特別編】パンデミック黙示録下のTOKYO2020五輪大会を終えて  対談:ジュールズ・ボイコフ×井谷聡子(2021年8月13日収録、約35分)

日本語字幕は映像画面右下の「CC」ボタンをクリックして「日本語」を選択してください。

【内容紹介】「アンダーコントロール」という嘘で始まり、「復興五輪」、「コンパクト五輪」、「コロナに打ち勝った五輪」、「五輪でコロナは拡大しなかった」という嘘で終わったTOKYO2020五輪大会。大会終了後5日目の8月13日、批判的オリンピック研究で注目される米パシフィック大学のジュールズ・ボイコフさんと関西大学の井谷聡子さんの対談がおこなわれました。

コロナ・パンデミックをはじめ、世界では温暖化による森林火災や大洪水など、「まるで黙示録の世界」(ボイコフ)の様相を呈した2021年夏。テレビではまるで全く別々のパラレルワールドの出来事のようにコロナとオリンピックのニュースが報じられ、「開催すれば批判もおさまる」という一部の思惑もあったようですが、世界では「倫理観のかけらもないIOCの正体を世界中に知らしめた」「史上最悪の五輪だった」という意見が根強いとボイコフさんは指摘しています。

「祝賀資本主義が五輪批判の重要なフレームワークになった」という井谷聡子さんの発言を受け、今回の東京五輪はオリンピックという「祝賀資本主義」が「災害資本主義」の真っただ中で進められた類を見ないケースだとボイコフさんも指摘しています。そして今後、日本の批判的オリンピック研究者らによる実態究明が必要になるだろうと述べました。

自身の母親も歩行困難の障がいがあったというボイコフさんは、アスリートへの敬意を前提としつつ、パンデミック下での開催という人道にもとるパラリンピックの危険性を訴えました。 ボイコフさんは最後に、五輪開催の前から国際連帯を通じた反五輪アクションを呼びかけ、パンデミックと過剰警備いう最悪の状況のなかで、果敢に街頭行動を呼びかけた日本の反オリンピアンたちに称賛と連帯のメッセージを寄せてくれました。路上や獄中を含む全国、全世界の仲間たちとともに共有したいと思います。

オンライン集会(8.29)

分断と差別、優生思想のパラリンピックに反対する!

★何が問題?!パラリンピックに反対する集会
 8月29日(日曜日)午後3時から5時 
  VIMEOによるweb集会です!
 スピーカー  岡崎勝(自由スポーツ研究所)
        北村小夜(元教員)
        増田らな(反五輪の会、特別支援学校教員)
 

集会中に中継をごらんの方で質問などある場合は、こちらのコメント欄にご記入ください。時間が許せば紹介などさせていただきます。

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NOlympics TV: 8月17日21時スタート

今回はロサンゼルスからゲストを迎えます。時差の関係で開始を通常より1時間遅くし、21時スタートとします。

1.五輪災害おことわり・昨日と今日

2.特集 LAからの報告です!
①現在続いているジェントリフィケーションや警察活動の増加に反対する様々なコミュニティの奮闘
② 28年ロサンゼルスを止めるための策略

について、報告あります。
3.五輪感染・おことわり

など。お楽しみに!!!

NOlympics TV: 8月10日午後8時から

当日の放送では画像が乱れるなどしました。鮮明なオリジナル動画がこちらにあります。こちらでごらんください。

今晩もNOlympics Anywhereの緊急事態宣言を世界中に響かせます。
◎ NOlympicsTV 第11回(2021年8月10日 20時~)
・Today’s NOlympics(Satoko Itani)
・五輪災害おことわり・昨日と今日(京極紀子)    8日、閉会式の外側で…、他
・特集その1.東京五輪はなんだったか、 そしてパラリンピックは? 岡崎勝さん(自由スポーツ研究所)

・特集 ニューヨークからの報告です! 連帯アクションの報告やサンセットパーク地域で巨大再開発プランを挫折させた住民たちの活動について報告します。
・五輪感染・おことわり(大利英明さん)

など。いつものように盛り沢山です。お楽しみに!!!おことわリンクのブログから見ることができます!
http://www.2020okotowa.link/

8・8 JOC(日本オリンピック委員会)前に集まれ!

8・8 JOC(日本オリンピック委員会)前に集まれ! 東京五輪強行開催に抗議し、五輪廃止を求める閉会式アピール行動

19:00 JOC(日本オリンピック委員会)前 アピール開始

私たちは会期中も東京五輪即時中止を様々な場所で訴え続けてきた。ところがコロナ状況のこれまでにないほどの悪化にもかかわらず、最後まで強行実施した。私たちの命を軽視し、一部の人たちが儲かることを擁護して強行実施した推進勢力を私たちは決して許さない。私たちは今後予定されているパリ・LA・ブリスベンで行われようとしているすべての五輪の廃止を求めて世界の仲間とともに東京五輪強行開催に対する抗議の声を閉会式に対して発していく。

国際共同声明を発表していく予定

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(終了)8・6 福島・広島・長崎と連帯する反五輪アクション
18:30 ~20:00 JOC(日本オリンピック委員会)前 アピール開始

7月16日バッハIOC会長は広島をコーツ副会長は長崎を訪問した。8月6日には黙とうを行わないが、開会式には1972年ミュンヘン五輪で殺害されたイスラエル選手らを追悼する黙とうが行われた。これらの事象は五輪が「平和の祭典」などではなく徹底した「政治の祭典」であることを象徴している。私たちは復興していない福島の現状と広島・長崎を結び、東京五輪の強行実施に対して強く抗議の声を上げていきたい。

発言予定 問題提起 鵜飼哲(おことわりンク) /リモート発言:広島・福島・松本の市民より

NOlympics TV 8月5日午後8時から

・Today’s NOlympics(Satoko Itani)

・五輪災害おことわり

・昨日と今日(京極紀子)

・「復興五輪」の現場から~「原発の町を追われて・十年」堀切さとみ監督に聞く

・ダイバーシティ?~オリンピックと日本の入管問題(稲葉奈々子さん)

・五輪感染おことわり(大利英昭さん)

おことわリンクのブログから視聴できます http://www.2020okotowa.link/

NOlympics TV (8月4日)午後8時から

プログラム

・Todays NOlympicsTV(Satoko Itani)

・五輪災害おことわりの昨日と今日(京極紀子)

・【特集】ナショナリズムとオリンピック(鵜飼哲)

・イケガミアツコの「現場からは以上です」(築地・豊洲編)

・五輪感染おことわり(大利英昭)

精神障害や精神障害者を差別する文言のプラカードが掲げられたことについて

<精神障害や精神障害者を差別する文言のプラカードが掲げられたことについて>

7月23日五輪は中止だ!抗議アクションとデモにおいて、精神障害や精神障害者を差別する文言が入ったプラカードがあることを、デモの動画を見た方からのご指摘を受け確認しました。また、ご指摘を受けたプラカード以外にも、オリンピック・パラリンピックを批判するために、精神障害や精神病を指す文言を用いたプラカードがありました。これは、現場で複数のメンバーが目撃していましたが、対応するに至りませんでした。
なんらかの「障害」や「やまい」と、オリンピック・パラリンピックやその主催者の悪質な発言や態度を結びつける表現は、許されることではありません。それはその「障害」や「やまい」と共に生きている人々を貶める行為です。主催団体で話し合い、この表現は、精神障害や精神障害者に対する差別であることを認識しました。
わたしたちのデモで差別を放置することになったこと、お詫びします。わたしたちは、オリンピック・パラリンピックに反対する運動の表現において、精神障害を持つ方への差別・偏見を助長することのないよう、私たち自身これまで以上に取り組むこと、また行動に参加する人たちにも差別・偏見を助長するような表現は即座に止めるよう呼びかけていきたいと思います。

反五輪の会・オリンピック災害おことわり連絡会・アジア女性資料センター

NOlympics TV (8月3日20時から)

プログラム

・Today’s NOlympics(Satoko Itani)

・五輪災害おことわり・昨日と今日(京極紀子)

・イケガミアツコの「現場からは以上です」(お台場・青海編)

・【特集】フェミニズムと反オリンピック (いちむらみさこ×本山央子×井谷聡子)・五輪感染おことわり

いちむらみさこさん(反五輪の会)
本山央子さん(アジア女性資料センター)
井谷聡子さん(スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究)

の3人の人たちが、「フェミニズムこそ反五輪」を語ります。