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10月10日(月)五輪は汚職と災害の森 !TOKYO1010@JOC前ティーチインに集まろう!

五輪は汚職と災害の森 !TOKYO1010@JOC前ティーチインに集まろう!

「わたしが絶対に逮捕なんかさせませン!」の遺言を残して逝った安倍晋三の五輪レガシー(遺産)相続争いが始まっている。膨大な税金をつかった腐敗ビジネスの極致──TOKYO2020のスポンサー契約に関する受託収賄罪の容疑で逮捕者された元電通役員の高橋治之は、安倍晋三とは父の安倍晋太郎の時代からの腐れ縁。検察当局にアンダーコントロールされた情報は高橋一人の「みなし公務員」という身分に問題を矮小化しているが、腐敗の構造は電通-JOC-自民党-開発業者、そしてIOCまで連なっている。

複合不況と原発災害にみまわれた落日ニッポン資本主義。「その危機を救う」と称してツケを人々に押し付けてきたアベノミクスの総仕上げのひとつがTOKYO2020だった。アベノミクスは自らまいた超金融緩和によって空前の企業利益を作り出す一方、未曾有の円安危機の泥沼から抜け出せなくなり、そのツケをまたまた人々に押し付けつつある。同じようにオリパラもそのレガシー(遺産)の相続をめぐって魑魅魍魎が跋扈している。

オリンピックに反対する私たちは、最初から、オリパラの利権構造や優生思想に根差した差別の問題、そしてセクシズムや福島切り捨ての問題を批判してきた。もちろん世界的なコロナパンデミック下での強行と感染拡大も許しがたい。

にもかかわらず、なんと10月16日にはIOCバッハが来日して記念イベント「THANK YOU TOKYO」も行われるという。「ぼろ儲けさせてくれてARIGATO」ということだろう。

五輪を誘致するためにIOC総会で安倍は「アンダーコントロール」とウソをつき、福島原発の汚染水を海洋放出する策動に繋げた。JOCと札幌市は多数の市民が反対しているにもかかわらず、またもウソをついて招致をあきらめない。そしてパリ、ロス、ミラノ、ブリスベンでも五輪災害を続けようとしている。

10月10日は64年五輪のレガシー:スポーツの日と称して、五輪推進派たちは汚職発覚から目を逸らすように、またぞろスポーツイベント三昧で神宮外苑再開発を目論む。私たちは、そんな闇の森:JOC前に集結し、オリパラ災害資本主義との心中はごめんだ!札幌招致を断念せよ!の声をあげる。

神宮外苑は今やとんだ「集まれどろぼうの森」!盗人タケダけしいとはおまえたちのことだ!TOKYO2020の盗っ人どもよ、知らぬ存ぜぬは許されねえ!森喜朗の銅像建立?ふざけるな!引き倒しちまえ!

みんなで集まろう。廃止するまでがオリンピック反対です!

日時 2022年10月10日(月)14時30分集合~16時

場所 JOC前歩道 (最寄り駅 地下鉄「外苑前」/JR千駄ヶ谷駅10分)

知らざぁ言って聞かせやしょう

~発言内容(予定)

JOCと電通問題/オリパラとセクシズム/外苑前開発と森利権/NHK捏造番組問題/膨れに膨れた大会費用/札幌はフチョッチーです/IOCバッハふざけるな10.16デモ、ほか

呼びかけ

TOKYO2020五輪災害おことわり連絡会

weblog  http://www.2020okotowa.link/

BPO放送倫理・番組検証機構の<重大な放送倫理違反あり>を受け止め、 NHKは五輪反対運動に謝罪せよ!

 昨年12月26日に放送されたNHK BS1スペシャル「河瀨直美が見つめた東京五 輪」について、本日、BPO放送倫理・番組検証機構が<重大な放送倫理違反あ り>との意見を通知・公表した。  BPOが重大な放送倫理違反を認定したこと、単なる字幕問題に矮小化せず、 放送によってデモの参加者がお金で動員された主体性のない人々である印象を 与え、五輪反対デモやデモ全般までもおとしめる内容であったことに言及して いることは、当然のことであるが評価したい。単なる字幕問題に矮小化した報 告書と形式的な謝罪で終わらせようとしたNHKは、<放送倫理違反>を真摯に 受け止めよ。

 その上で、私たちは、この番組によりおとしめられたオリンピック・パラリ ンピック反対運動の主体として、意見書の不十分さも感じている。以下、その 点を指摘して私たちの見解とする。

1. 東京オリンピック・パラリンピックが「世論を二分する中で開催された」 (意見書「おわりに」)以上、番組には五輪批判の声をどれだけきちんと反映 させるかが問われていた。にも関わらず、「プロの反対側」「本当に困ってる 反対派」とする島田角栄氏の物語に合わせて番組を構成し、その結果、事実と 異なる内容を放送したことが問題の骨格だと考えるが、意見書はそこまで踏み 込んでいない。

2. 意見書では、別のデモについての発言を五輪反対デモにすり替えて編集され たことが認定されているが、これは明らかに「ねつ造」である。記者会見では 記者からもその点についての言及があり、委員らからは「半ばねつ造とも言え る行為であるが、悪意はなく重過失と考える」旨説明があったと聞く。ドキュ メンタリー番組である以上、事実と異なることを知りながら事実であるかのよ うに放送することは、悪意の有無には関係なくねつ造である。なぜねつ造であ ると明言することが出来なかったのか疑問が残る。

3. 問題のシーンについて見過ごしたことについて、意見書はその理由をNHKス タッフによるデモや社会運動への「関心の薄さ」と指摘している。しかし、そ れらは「関心の薄さ」などと言う消極的なものではなく、むしろ反対運動に対 する悪意ある偏見だと私たちは考える。NHKのデモに対する偏見や負の価値観 が根底にあったからこそねつ造報道が生まれたという認識が欠如しており納得 し難い。そしてその偏見は河瀬直美監督や島田角栄氏とも共有されていたと私 たちは思う。

 現在、連日のように五輪に関わる贈収賄のニュースが報じられ、前組織委会 長であり「女性差別」発言で辞任した森喜朗氏にも事情聴取が行われるという とんでもない事態だ。また、「アンダーコントロール」という大嘘で五輪を招 致した安倍元首相については、亡くなってからのちに、カルト宗教との関係が クローズアップされている。東京五輪に関わる「カネ」の問題は、すでに招致 の前から始まっていたのだ。

 五輪を「善」として推進してきた人々。IOCや組織委員会、JOC、東京都、日 本政府、そして電通やゼネコン、スポンサー企業等々五輪利権にまつろう人々、 その中に、河瀬直美や島田角栄、NHK番組を作った人々もいる。仮に番組スタ ッフの社会運動に対する「関心の薄さ」を前提にしても、放送に携わるものと して、物事の本質に迫る気概を無くすべきではない。

 私たち五輪反対派を「金で動員」と侮辱しておきながら、実際、金で動いて いるのは五輪推進派の人々であることが明確になった。NHKは真摯に反省して、 私たち反対運動に対する人権侵害を謝罪せよ!五輪の闇を暴く真っ当な番組を 作れ!IOC、日本政府、組織委員会は、すべての真相を明らかにせよ!オリン ピック・パラリンピックはどこにもいらない!

2022年9月9日

反五輪の会

「オリンピック災害」おことわり連絡会

東京 2020 パラリンピック1周年記念ベントに対する
反対声明

東京 2020 パラリンピック1周年記念ベントに対する反対声明
2021 年 8 月 24 日から 9 月 5 日にかけて、東京 2020 パラリンピックがオリンピックに引き続き強硬開催された。オリンピック・パラリンピックともに新型コロナのパンデミックにより1年延期・無観客での実施であったが、緊急事態宣言下でのオリンピック期間とその後の第 5 波感染急拡大を考えれば、中止するのが当然であった。感染拡大を憂慮する多くの声を踏みにじりながら開幕したパラリンピック。そして、多くの自治体が強行した学校連携観戦。これは、「人の命よりパラリンピック開催を優先した」ということにほかならず、まずはそのことに強く抗議する。
そして1年を経過した 2022 年 8 月 24 日に、東京都は「1年後の夏、感動と興奮をここで再び」と銘打って、東京 2020 パラリンピック1周年記念イベントを有明アリーナで開催しようとしている。オリンピック・パラリンピックを巡る巨額の金銭不正の一端であるスポンサーと電通のリベート問題について今ようやく捜査が始まり、高橋理事が逮捕された。有明アリーナはオリパラのために公費で建設されたものを、電通子会社に格安で委託した施設である。よりによってここで1周年イベントとは、まさに利益誘導こそがオリパラのレガシーではないか。東京都は「多様な人々が共に暮らし、互いに認め合う社会」が東京 2020 パラリンピックのレガシーであると言っているが、この1周年イベントの案内にすら、そのことは言及されていない。
オリンピック・パラリンピック組織委員会の最終報告は「誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会」がパラリンピックの目的であり、2020 大会はその目的を達成したと評価している。
その根拠に挙げているのは、「NHKが 500 時間を超える東京 2020 パラリンピックの放送を行い、これまで障がい者スポーツを見たことがない幅広い年齢層の人々がパラリンピック競技大会に触れ、様々な障がい者スポーツで多くのファンが育つきっかけとなった」や「従前ほとんどなかった障がい者やパラアスリートの企業広告への登場機会が東京 2020 大会の開催が近づくにつれて大幅に増え、パラアスリートを起用することで企業ブランド価値を高めるもの」というものだ。メディアに露出し、企業の広告塔としてパラアスリートが商業利用されることを「インクルーシブな社会の在り方の推進」と呼ぶのは、あまりに軽薄であり、アスリート以外の障がい者の切り捨てではないか。
私たちはオリンピックの持つ競争主義、勝利至上主義、商業主義を批判し、パラリンピックが近年オリンピックに同化しつつあることの問題性を指摘してきた。2020 パラリンピック大会において、競技種目の増加と障がい等級の差別化は一層進められ、「できる障がい者」と「できない障がい者」の分断は拡大した。これは障がい者の解放とは真逆の傾向であり、「誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会」というキャッチコピーは欺瞞にすぎない。
こうしたパラリンピックの矛盾や差別性を自覚することなく、自画自賛の「感動と興奮をここで再び」と 2020 パラリンピック大会の 1 周年を記念するイベントを東京都が行うことに強く抗議する。またこの 1 周年記念イベントを契機とした「パラスポーツムーブメント」の拡大についても反対する。
2021 年 8 月 24 日、2020 パラリンピック大会の開会式に抗議する私たちの仲間を警察は不当逮捕した。そして私たちの反対の声を封殺するために新国立競技場に近づくことを許さなかった。パラリンピックは、「人々の多様な在り方」を謳いながら、その内実は反対意見への弾圧と排除であり、多様性の否定にほかならない。私たちはパラリンピックの正体を糾弾し続ける。
世界のどこにもオリンピックも、パラリンピックもいらないと。
2022 年 8 月 24 日
オリンピック「災害」おことわり連絡会

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7.23-7.24「東京2020大会1周年記念 TOKYO FORWARD」 反対連続行動 嘘と捏造の2020東京

集会開始は13時30分からに変更になりました。

7月24日(日)集会 13時30分〜17時 参加費 500円

※当日ライブ中継で視聴できます。視聴にはVLCメディアプレイヤーが必要です。詳しくは、こちらをごらんください。集会資料(準備中)

江東区文化センター第4・第5研修室(東京メトロ東西線東陽町駅一番出口より5分)
  1部 東京オリンピックは何だったのか*ナショナリズム/ジェンダー/オリパラ教育/自衛隊/監視/施設の現状/排除/NHKと公式映画……
  2部 国際的な反対運動の紹介・報告
    札幌招致反対運動の紹介・報告
など

東京オリンピック・パラリンピック強行から1年。
東京都は「大会開催の意義、感動や記憶を共有し大会のレガシーを未来へつなげるため」と称して、1周年企画イベントを予定しています。
嘘と捏造にまみれたオリンピック・パラリンピックに、性懲りもなく、さらなる捏造を上書きしようというこのイベント、
許せません! 

イベント抗議のデモと集会へ参加を!

主催●「オリンピック災害」おことわり連絡会

千代田区神田淡路町1-21-7静和ビル1階Aスペース御茶ノ水(ATTAC首都圏気付)
http://www.2020okotowa.link/

(終了)2022年7月23日(土)デモ 16時集合/17時出発

JOC前(東京メトロ銀座線外苑前駅5分/都営地下鉄大江戸線国立競技場駅・JR千駄ヶ谷駅10分ほか)

6・30組織委・東京都申し入れ行動報告

宮崎俊郎(オリンピック災害おことわり連絡会)

6月30日に組織委が解散するということで、長野のオリンピックいら ない人たちネットワークの仲間からすべての文書や財務帳票などを毀棄 せず、市民に公開を求める意見書が送られてきました。解散当日の6 月30日16時に集合して申し入れを行おうということになりました。

組織委員会は6月30日で解散。清算法人に移行。清算人4人 の筆頭は武藤敏郎。組織委の文書は法的に開示の義務はないとして います(これは東京都に対しても同様)。ホームページは6月30日 18時で閉鎖。

申し入れは以下の2点です。

1.すべての文書や帳票等を保存し、市民に公開すること。

2.公式HPのデータをHP閉鎖後もアクセスして閲覧できるようにす ること。

当日集まったのは、長野からも駆けつけてくれた仲間を含めて5人でし た。

この日の行動は、まずは組織委への申し入れ、その後東京都オリパラ 調整部への申し入れ、最後は都庁記者クラブへの申し入れ書の投げ込 み。

組織委も東京都へもアポなしで訪問。組織委は都庁第1庁舎の33 階と34階のフロアにあったが、この日が最後なので、段ボールの荷物が 積みあがっており、バタバタしていました。段ボールの送り先は個人住所の 他、「財務省主計局」など。

組織委では広報部の方2人が対応してくれました。広い部屋の入口で、 通行者の邪魔になりそうだったので、向かいのリフレッシュメントルームでやり 取りを行いました。

内容的なやり取りはかなりできましたが、自分たちは今日で解散なので 責任は持てないという姿勢に終始していました。まず組織委の文書の保 存については必要なものは東京都が引き継いでくれる。ただし、公開の義 務はないのですべてが公開の対象とはならない。HPについては本日18 時に閉鎖されるが、現在JOCと東京都でデータの継承について協議し ている。概ねアーカイブとして見ることが可能となると思われる。

長野の仲間から長野の廃棄事例をもとに、検証のために領収証やレシー ト1枚ですら廃棄してはいけないという迫り方が大変効果的でした。

これまで組織委はほとんど私たちの申し入れに対して対応してこなかった が、解散直前で意識はすでに組織委ではなかったので、一応対応したの ではないでしょうか。対応してくれた2人も東京都からの出向組で解散後 清算法人へ移るがその後は東京都に戻ると言明していました。

次に東京都オリパラ調整部に行って、長野の仲間がすかさず席次から 部長の石原さんに会いに来たと遠くから声をかけたら、そのまま部長が出て くるという驚きの対応がありました。一応私たちの申し入れの趣旨は聞き、 あとは担当に任せると退散。担当は申し入れ書を検討しますとして東京 都が組織委解散後もすべて引き継ぐのかどうか疑問であることを伝えたが、 回答はありませんでした。今後の東京都の開示基準として、「公開に馴 染まないもの以外」という恣意的ワードが連発され、都合の悪い文書は開 示しないということを予兆させるような感じが気になりました。  組織委と東京都に対して私たちの要請は行えたが、それに対する対応 は曖昧なものに終始していました。 ただし、門前払いされることなくきちんと要請を行った事実は残せたので、 今後東京都に財務公開などを迫ることがあれば、その足掛かりは作れた と思います。  最後に都庁記者クラブの各社に申し入れ書を投函してきました。

河瀬直美監督およびIOCに告げる 東京2020五輪を正当化する公式記録映画の上映に強く抗議する!ー公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」公開を受けて 私たちの立場

English

 昨年2021年夏、多くの人たちの反対の中で2020東京オリンピック・パラリンピックが1年延期後強行開催された。たくさんの怒りが充満する中、その総括はまだこれからである。

 6月3日、河瀬直美監督による公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」が公開された。上映にあたっては、公開初日に、私たちと共に東京オリ・パラ反対を闘った「反五輪の会」から抗議声明「嘘と捏造の東京五輪公式記録映画に抗議する!」( https://tmblr.co/ZVXF2tc5206wGy00 )が出され、同時に「東京2020公式記録映画におけるデモ・抗議行動の映像使用について」( https://tmblr.co/ZVXF2tc522AMWa00 )で明確な拒否の態度表明が出されている。私たち「オリンピック災害おことわり連絡会」も反五輪の会と立場を同じくするものである。その上で、公開された「SIDE:A」と「SIDE:B」(予告編)を見て、ここに改めて私たちの立場を明らかにする。

1.ささやくような「君が代」(藤井風)で始まる「SIDE:A」。降りしきる雪の景色の中の桜(皇居)、雪を被ったクーベルタンの銅像(五輪スタジアム前)、そしていきなり「中止だ中止!」と書かれた私たちのバナーが不意に現れる。これだけでもげんなりだ。「SIDE:A」はアスリートの物語だと言うが、数箇所にわたって私たち(反対派)の抗議行動の場面が無断借用されている。中には参加者の顔にボカシを入れている画もあったが肖像権の侵害を自覚しているということか。「オリンピックは廃止だ廃止!」という私たちの怒りの声も登場する。「SIDE:B」(予告編)にも同様の場面が確認できる。私たちの姿や声、反対運動をわざわざ映画に取り込む意味はなにか?

2.河瀬監督から私たちへのアプローチが一切無い中で、監督の意図は知りようもないが、6月5日に開かれた記者会見では、「長い時間をかけて先の人たちに届いていく」「ここ(映画)には時代の記憶が刻まれています。・・・私たちは、この時代を精いっぱい生きた・・・、日本人が世界に誇れる姿を、反対派の人も含めて今、見られなくても、いつか必ず見てほしい。」と発言。(2022.6.5&6日刊スポーツ)。無観客になり「(観客の)眼差しを奪われ」た中で、「撮れないことを撮ろう」とも(週刊文春CINEMA2022夏号)。冒頭から辞任した森喜朗が無批判にドアップで登場、有名無名のアスリート一人ひとりにある「物語」を淡々とつなぎながら、エンディング「The sun and the moon」の歌、クーベルタンの銅像、クーベルタンの言葉「勝つことではなく、努力し続けることが大事」で締め括られ、最初から最後までを壮大な「五輪の物語」として描こうという河瀬の狙うトータルな「意味」を受け止めた。

「映画」ではJOCがメダル獲得目標を掲げて国威発揚に邁進していた事実はまるでなかったようだ。クーベルタンが優生思想丸出しの差別主義者だったこともどこにも出てこない。「難民」選手団やBLM、沖縄等々見せかけだけのウォッシュ(wash)。出産で五輪を諦めた日本代表選手と、規定と闘い乳児を連れての参加を勝ち取ったカナダの選手。勝っても負けてもベストを尽くすアスリートたちー一人ひとりの選択はいずれも正しいと、全ての「物語」を「正」として印象付けるように描いている。

 けれど、現実には、日本政府は五輪に向けて治安対策として外国人の出入国・在留管理を強化した。随所で「母性の強調」や「和」の精神、「日本人」が強調されるが、上滑りの「男女平等」や「多様性」が別のマイノリティを排除し傷つける表現だということに監督自身無頓着に見える。しかし、事実を隠蔽する犯罪性は実は意図的なものなのではないか。「人類のための記録映画」(河瀬)は、コロナ禍という困難の中で東京五輪が偉大なレガシーを残したという「公式の語り」を固定化する。「困難」や「分断」を乗り越えた先の五輪の成功神話を導き出すための道具として私たち(反対派)を利用した。

3.新型コロナウイルスの蔓延下、多くの人びとの反対を押し切って強行されたオリンピック・パラリンピックの大きな「負の爪痕」を未来に残すべき「レガシー」として語り直そうとするオリンピック推進派の動きがある。映画もこれと歩調を合わせ、共謀する。

 安倍首相(当時)の福島第一原発事故に関する「アンダーコントロール」発言から始まり、招致にまつわる買収疑惑、膨大に膨れ上がった予算、様々な嘘と利権で破壊された人々の生活・・・。オリンピック・パラリンピックをめぐるそれらさまざまな問題は全て隠ぺいされた。五輪推進派は何の反省もなく、2030年札幌冬季五輪招致にむけての動きを活発化させている。映画はこの動きに加担するものだ。

 試写会には、森喜朗ら関係者が集まり、それ以後もカンヌ映画祭での上映、菅前首相との対談、記者会見・・・、華々しい宣伝が膨大な経費をかけて行われているが、鑑賞者数はメディアが報じるほどに惨敗、東京五輪同様、公式記録映画にも人々の関心はない。また、昨年末NHK-BS1スペシャルで放映された「河瀬直美が見つめた東京五輪」は、登場する男性のボカシ入り映像に彼が話してもいない「金をもらって五輪反対デモに参加した」というねつ造字幕をつけたことが発覚して大問題となり、現在BPOが審議中だ。私たちも当事者としてNHKおよび河瀬事務所に抗議を送り、なおかつBPOに人権侵害を申し立てている。さらにこの間、河瀬直美による数々の暴力行為とパワハラ疑惑が報道されている。

 河瀬は公式記録映画の監督等の活動を評価され、昨年、国連ユネスコの日本人女性初の大使に任命された。また国際芸術祭「あいち2022」アンバサダー、2025年大阪・関西万博のプロデューサーと、国際的なメガイベントへ名前を連ねる。公式記録映画をテコに次のステージにステップアップしたと言ってもいいだろう。NHKの番組やパワハラ疑惑に対する説明責任も求められるが、河瀬自身から納得行く釈明は一切ないまま、その地位は守られ続けている。映画の背景こそに淀んだ空気、闇深いオリンピックの力学を感じるのは私たちだけではあるまい。

 結局のところ公式記録映画は、真実を何も描いていない。5000時間撮影した素材から五輪を讃えるエピソードを掬いとり、反対運動を貶める恣意的編集で私たちの「画」を利用した。五輪の「光と影」を描く公式の語りを如何様にねつ造しても、私たちの反対の声を封じ込めることはできない。私たちの「抗議」を五輪礼賛の「物語」に消費しようとしても、私たちの怒りは映画を乗り越え、もっともっと大きく世界に轟くだろう。

河瀬直美監督およびIOCよ、恥を知れ!

東京2020五輪を正当化する公式記録映画の上映に抗議する!

2022.6.15       

2020オリンピック災害おことわり連絡会(おことわリンク)      

http://www.2020okotowa.link/

いつまで続くオリンピック災害! 嘘と捏造の公式記録映画やめろ!

5月23日、東京五輪公式記録映画の試写会が行われます。
公式記録映画に関しては、昨年末、監督である河瀨直美とそのスタッフによる制作風景を追ったNHK番組「河瀨直美が見つめた東京五輪」で 「反対デモに金で動員」 という捏造が行われました。
しかし私たちは、そもそも公式記録映画自体が、多くの破壊と犠牲の上に強行された東京五輪を美化し、歴史と記憶を捏造するためのものだと考えています。
この映画の公開に抗議するため、組織委員会のある東京都庁前と、試写会会場前でスタンディングを行います!
試写会は批判の声を恐れてか会場が明らかにされていません。是非、情報をお寄せください。

多くの皆さまの結集を!

2022.5.23(月)

16:00~ 都庁第一本庁舎前(都庁通り)集合→スタンディング
18:00〜 東京五輪公式記録映画試写会 会場前スタンディング
TOHOシネマズ六本木ヒルズ前にて!(日比谷線「六本木駅」出口1C 徒歩3分)

呼びかけ:反五輪の会、おことわりんく、都教委包囲首都圏ネットワーク

※最新情報は反五輪の会Twitterで更新します!行動参加予定の方は随時チェックをお願いします。

※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。

NHK!捏造番組のおざなり報告書・回答に納得してないぞ!抗議スタンディング!4.8(金)18:00NHK西門前

NHK『河瀨直美が見つめた東京五輪』は話題となった「お金を貰ってデモ」の字幕だけの問題ではなく、番組全体が五輪と公式映画を美化しまくり、それに反対することへの悪意すら感じとれる酷すぎる内容です。

私たちは4月8日にNHKに対して直接抗議を行いました。3.14にNHKが出したおざなりな報告書、これまで各団体から出した質問状に対する不誠実な回答、そして常に河瀨直美・島田角栄と公式映画をかばう姿勢。これらについてNHKに対して改めて抗議を行い、さらなる追及を行います。

2022年4月9日 NHK『河瀬直美が見つめた東京五輪』レガシーはこうして捏造される

<ONLINE ライブ配信>

vimeoでごらんになる場合はこちら

視聴者の指摘によって、「デモ参加者」インタビューの捏造が明らかになった、 NHKBS1スペシャル番組「河瀨直美が見つめた東京五輪」。基地建設反対運動に関する捏造問題と同様、東京五輪に対して反対の声を挙げた人々がカネで動員されていたと印象づけ貶めるねらいがあったのではと指摘されています。

しかしこの番組の問題はそれだけではありません。ジェンダー平等、学校のスポーツ教育、被災地復興など、いくつもの点で首を傾げるような内容が散見されます。この番組が示しているメディアの問題は、コロナという困難の中でも東京五輪が偉大なレガシーを残したという公的な語り を固定させて、札幌大会など今後の誘致にもつなげようとする試みの一部といえます。

本集会では多様な観点からNHK番組を読みとき、メディアと一体化した「レガシー」の捏造にNOを突きつけます。

第一部:番組解説 「河瀨直美が見つめた東京五輪」

第二部:講演 メディア論、ジェンダー論から考える

・なぜ虚偽の字幕が生まれたのか  永田浩三さん(武蔵大学)

・「つながり」の称揚による分断──メディアとポストフェミニズム  田中東子さん(大妻女子大学)

第三部:パネルディスカッション オリパラ反対に取り組んだ各分野から問題提起とフロア

討論  杉原浩司さん 武器取引反対ネットワーク(NAJAT)  堀内哲さん オリンピックいらない人たちネットワーク(長野)  本山央子さん アジア女性資料センター  吉田亜矢子さん 反五輪の会

★日時:2022年4月9日(土)13:30~16:30

★場所:文京シビックセンター 地下1階 アカデミー文京 学習室     (最寄り駅)メトロ「後楽園」ほか

★資料代:500円

※会場が60人程度の規模なので、コロナ感染拡大防止の観点から、参加希望の方 はマスクや消毒などお願いします。 人数によっては入場できない場合もあります。あらかじめご了承ください。

【集会実行委員会】 五輪災害おことわり連絡会、反五輪の会、アジア女性資料センター、オリンピッ クいらない人たちネットワーク(長野)、 都教委包囲首都圏ネット、OurPlanet-TV 【集会に賛同します】※賛同募集中!  渥美昌純(東京にオリン ピックはいらないネット)、天野恵一(天皇制問 題情 報交換会)、 井谷聡子(関西大学)、井谷恵子(京都教育大学)、小笠原博毅(神戸大学)、 川名 真理(沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない 市民有志)、北村小夜(元 教員)、 谷口源太郎(スポーツジャーナリスト)、原口剛(神戸大学)、 平井玄(文筆 家)、 岡崎勝(自由すぽーつ研究所)、 エトセトラブックス、東京にオリンピックは い らないネット、ふぇみん婦人民主クラブ、…

★賛同はこちらから https://forms.gle/VpDQMW1x5h81PNkr7

反オリンピック国際集会 2022年5月21-22日にセーヌ=サン=ドニで会おう

Posted on  by saccage2024

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ロンドンで私たちは、500名以上の入居者を抱えていた英国最大の特定目的住宅協同組合、クレイズレーン団地が破壊されるのを見た。そして、たくさんのジャガイモやアーティチョークやカリフラワーが植えられていたマナー市民菜園(Manor Garden Allotments)が破壊されるのも見た。

ソチで私たちは、ソチ国立公園の広大な土地が破壊されるのを見た。そこは手付かずの国有森林保護地区だったが、無人の地に新都市を建設するため開発された。

リオで私たちは、ヴィラ・アウトドロモが破壊されるのを見た。オリンピックパークの端っこに位置する、数十年の歴史を持つその漁村には800世帯が住んでいた。2016年までにリオで強制退去の憂き目にあった22,000世帯に、その800世帯は含まれている。また、私たちは、戦車がやって来てファベーラの公有地を簒奪するのを見た。自然保護区がゴルフコース建設のために売り飛ばされるのも見た。

ピョンチャンで私たちは、スキー場建設のために500年の歴史を持つ神聖なカリワン山の森林保護区域が破壊されるのを見た。

東京で私たちは、霞ヶ丘アパートが破壊されるのを見た。そのアパートは1964年の東京オリンピックの際に立退を強いられた住民の移転先となった公営住宅だった。

北京で私たちは、乾燥した山間部に人工雪を降らせるために貴重な水資源が奪われるのを見た。この地域に確立されたウィンタースポーツ産業は、将来にわたり資源を吸い尽くしていくだろう。

ミラノ・コルティナで私たちは、東アルプスが破壊されていくのを見ている。ユネスコ・ドロミテ財団が罪深くも沈黙を守っているのをよいことに、オリンピックが次第に環境破壊の機会となっている。

ロサンゼルスで私たちは、エコパークレイクの破壊をすでに見ている。この公園でテント生活をしていた200名もの人々が暴力的に排除され、公有地の囲い込みと軍事化が進行した。
そして、私たちは、ロサンゼルスに現存する数少ない黒人地区、イングルウッドが破壊されていくのを見ている。新しく建設されるスタジアムが家賃を高騰させ、地域経済を破壊し、環境汚染を撒き散らしている。

私たちは、オリンピック開催の旗の下、公共空間、緑地、住宅、コミュニティが破壊されるのを何度も見てきた。

これらの怒りをそれぞれの都市でおのおのが孤独に抱えておくにはあまりに荷が重すぎるので、世界中の仲間たちがパリにやってくる。私たちの中には家を失った人がいる。生活基盤、コミュニティ、権利を失った人もいる。私たちがパリに集まるのは、未来に向けて力を蓄えるため、それぞれの経験に耳を傾ける必要があるからだ。国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピック推進派は、国境を越えて組織されている。連中を止めるには、私たちもそうする必要がある。こうした会議を実現させるために労力を費やすことで、私たちは明白なメッセージを送ることになる。私たちはこの闘争にコミットしており、運動に加わるあらゆる人と連帯している、と。私たちを局所の闘争に孤立させ、孤独な闘争へと私たちを閉じ込めようとするのは、資本家階級のお馴染みの手口だ。彼らにとって最大の脅威が、私たちが互いに力を合わせて闘うのを選ぶことであると、私たちは知っている。それぞれの都市においてだけでなくオリンピックそのものに有意義かつ力強い方法で抵抗する、いかなる戦争機械を私たちは作ることができるだろうか?

パリ五輪組織委員会はこう言っている。「われわれは過去大会の問題に気づいており、パリ大会はこれまでとは異なり、簡素化された控えめなモデルを提供します」。パリ市長はこう言っている。「より環境への配慮が行き届いた制度への移行をオリンピックは加速させます」。フランスでは少なからずの人がこうした言葉を鵜呑みにし、パリ2024は「史上最も環境に配慮した大会」になるだろうと信じた。このことは、少なくともある程度は、パリの人々がボストン、ハンブルグ、ブダペストで五輪招致を拒否した人々の後に続かなかったことの説明となっている。

しかし大会を2年後に控えた今日、こうした約束は維持不可能な幻想となった。

私たちは、ADEFという非営利団体がサン=トゥアン市で運営していた労働者向け住宅が、選手村のために破壊されるのを見た。現在のところ、全員が移民労働者である元入居者たちは狭い仮設住宅に押し込められ、次にどこに行くことができるかわからないままでいる。

私たちは、レール・デ・ヴァン公園が破壊されるのを見た。保護区域となっている生態的回廊の一部である県立公園に、「メディア村」建設のためコンクリートが流されるのである。その必要性にはIOCすらも疑問を挟んでいた。

私たちは、オーベルヴィリエの労働者菜園が破壊されるのを見た。ロンドンのマナー市民菜園同様、コンクリートの下に土壌が消えてしまうのだけど、それは大会に使用されることすらない「練習用」プールのためなのである。

タヴェルニーとサン=ルー=ラ=フォレでは、目下完璧に機能している二つのプールを取り壊してオリンピックサイズのプールが建設される。シャン・ド・マルス公園では、また別のオリンピック関連プロジェクト(グラン・パレ・エフェメール)のため緑地がコンクリートに変貌した。エランクールでは、マウンテンバイク競技のために木が伐採されることになっている。

私たちは認めなくてはならない。パリ五輪はこれまでと異なる五輪などではない、と。少数の人たちにとっての好機、市井の人たちにとっての災厄。利益の民営化、負債の国有化。近年の大会と比べれば、パリ五輪は範囲や規模においていくらか小さいかも知れないが、オリンピックが開催地にもたらすものは何処も変わらない。

2022年5月21、22日に、パリ近郊で反五輪国際ウィークエンドが開かれる。イングランド、ロシア、ブラジル、日本、米国からの参加者が出席し、各自の視点と経験を共有する。土曜日(21日)にはパリ五輪に伴う都市「再生」プロジェクトの中心近くで集会が行われる。日曜日(22日)にはラ・クールヌーヴやオーベルヴィリエのオリンピック災害を被った土地を訪れ、共同で闘争の準備をする。この国際集会は、過去の経験から学ぶこと、そして何よりもこうしたオリンピック災害に抗って闘うことを望むあらゆる人に開かれている。

オリンピックを廃止するための戦いは無益である、と信じる人々がいることを私たちは知っている。昨年夏の「パンデミック・ゲーム[=東京五輪]」に対しては、日本人の8割が反対していたにもかかわらず強行開催され、その後日本では記録的な感染拡大が起こったのである。COVIDにすらオリンピックが止められないなら、誰に止めることができるだろう?
他にはこう考えている人々もいる。仮にオリンピックを止めたところで、もっと広範に及ぶ資本主義の構造は破壊をもたらし続ける、と。オリンピックは石油や銀行とは異なる。オリンピックの消滅だけではこの腐敗した世界秩序の中枢に打撃を与えることはない。

でも考えてみてほしい。直近の開催国のほとんどの人々に嫌われ、いかなる意味においてもエッセンシャルとは言えない運動会すらなくすことができないとしたら、どうやって石油や銀行のない世界を夢見ることができるだろう?

IOCは困難の中にある。日本人の8割が東京大会に反対する前、リオ大会ではブラジル人たちが路上に出て「排除のゲーム」を非難した。2013年以降、開催候補地が招致の是非を問う住民投票を行えば、答えはつねに「NO」である。IOCに10億ドル以上も払っているアメリカのテレビ局、NBCは視聴率急落のために東京大会の後で広告主に補償を行う羽目になった。

これは勝算のある闘いだ。開催を希望する都市がなくなればオリンピックは終わる。それが可能に思えるなら、このプロセスを加速させない理由があるだろうか? 私たちにはまだ、札幌やピレネー=バルセロナ(スペイン)を2030年冬季五輪から、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地方を2034年冬季五輪から救うことができる。

5月に会おう。みなさんと会えるのを楽しみにしている。今後関連情報は以下で発信される:

ウェブサイト:https://saccage2024.noblogs.org/
SNS:@saccage2024 (Twitter: @2024saccage)
連絡先:saccage2024@protonmail.com(フランス語、英語に対応可能)

追伸:この集会には大量の英仏通訳ボランティアが必要とされる。お手伝いしてくれる方は、ぜひご一報を。

NOlympicsTV 第16回:2月18日午後7時から

北京五輪の最中です。日本選手のメダル話ばかりで嫌になりますね。

半年前の東京大会の後始末どころか、河瀬直美を主役にしたNHKの捏造放送の
問題も、また疲弊した北海道再生のために投資を呼び込む2030札幌五輪の招致話など、
懲りない人々の物語がひしめいています。

ということで、北京五輪開催中もNOlympics Anywhereの声を世界中に響かせます。

★NOlympicsTV 第16回は今週金曜日2月18日午後7時から(午後8時半終了予定です)。
武蔵野五輪弾圧裁判救援会、NHK番組捏造問題、
北京五輪期間中の各地の取り組み、札幌招致に反対する現地の声を届けたいと思います。
視聴はおことわリンクのブログから入ってください。
アーカイブで、後から、これまでの放送もご覧になれます。
http://www.2020okotowa.link/

以下、プログラムです。

★NOlympicsTV 第16回
北京五輪開催中もNOlympics Anywhereの声を世界中に響かせます。
◎ NOlympicsTV 第16回
●Today’s NOlympics(Satoko Itani)
●五輪災害おことわり・東京オリパラ終わっても…
★特集その1NHK・河瀬直美問題 
★特集 2 平昌-北京-札幌、冬季五輪で破壊されうばわれたもの 
●五輪感染・おことわり(大利英明さん)
●イケガミアツコの現場からは以上です!

2022.02.04(金) 19:00-新宿アルタ前 
北京五輪開会式抗議スタンディング!

2022.02.04(金) 19:00-新宿アルタ前 
北京五輪開会式抗議スタンディング!

ちらしPDF

オリンピック災害おことわりンク/反五輪の会

***

NOlympics Anywhere!!
哪里有奥运,哪里就有反抗!
TOKYO2020にマジでガチで反対していた私たちは、北京にも札幌にもパリにもミラノ-コルティナにもLAにもブリスベンにも、世界中のオリンピック災害に大反対です!!

***
パンデミックのさなかに強行されたTOKYO2020オリンピック・パラリンピック。
もはや多くの人がさまざまな問題を忘れ”させられ”ていますが、東京で行われたことで、私たちはオリンピック・パラリンピックそのものが悪質なぼったくりで人命軽視の大災害であることを思い知らされたはずです。
昨夏は新型コロナ感染拡大による医療崩壊が起きており、その状況でもオリパラ優先、問題はないと政府や東京都は強弁しました。しかし新型コロナだけが問題ではありません。これまでもオリパラはすべての開催地で、莫大な経費に税金を投入し、大会後にはロクに使い途もない施設を大量に作り、そのために資源を浪費し、作業員を追い込み、住民や野宿者を追い出し、再開発で街を壊し、治安の名目で監視社会を推進し、軍や警察がのさばり、戦争や暴力を覆い隠し、先住民族や移民やマイノリティを弾圧し、言論を封殺し、招致にはワイロと噓を積み重ね、スポンサーのコマーシャリズムがはびこり、五輪貴族がぼったくる…開催地にとって、そして全世界にとっての大災害です。
さらに今回の北京や2030年招致計画のある(やめてくれ!)札幌など冬季大会は、夏季以上に自然環境の破壊をともないます。地球規模の季候危機が叫ばれている中、わずか2ヶ月のために山を削り木々を伐採するオリパラ開催など許されるでしょうか。なにがSDGsだ!
今、問題となっているNHKの「捏造」をはじめ、組織委やメディアは、TOKYO2020を「成功した」「やってよかった」「誰も反対してなかった」ものにしようとしています。そうして北京五輪を盛り上げて、札幌招致につなげようとしているのです。私たちは、終わったことにはさせません。
東京大会はひどかった。北京大会を許さない。札幌大会おことわり。
オリンピック災害は世界のどこにも要りません!
NOlympics Anywhere!

[アクションに参加を予定されている皆さんへ]
※荒天時はサイトhttp://www.2020okotowa.link
またはTwitter
@Link_NoTokyo5O
をご確認ください。
※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本、中国はじめ世界中で生活するすべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加はお断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。
※撮影・中継をされる際は参加者の肖像権にご配慮ください。参加者が撮影・録音を拒否する意思表示を示した場合には、これを尊重し、記録と利用をただちにおやめください。

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[アクションに参加を予定されている皆さんへ]※荒天時はサイトhttp://www.2020okotowa.linkまたはTwitter@Link_NoTokyo5Oをご確認ください。※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本、中国はじめ世界中で生活するすべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加はお断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。
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28日記者会見と抗議行動

記者会見(音声)

レイバーネット 「絶対に許せない、本当に震えました」〜反五輪デモ当事者がNHKに抗議

ツイキャス https://twitcasting.tv/humansystem/movie/718767007

IWJ NHKは捏造を認め、謝罪して事実を明らかに!NHK・BS1「河瀬直美が見つめた東京五輪」に捏造があったとして3団体が抗議文を手渡す!~1.28 NHK「反五輪デモ虚偽報道」に対する記者会見 2022.1.28

keitarou1212ちゃんねる

五輪反対の市民団体、不適切字幕でNHKに抗議文 経緯説明求める(毎日)

NHK字幕問題で反五輪の団体が抗議「デモ主催者、参加者に謝罪を」(朝日)

【動画】五輪番組字幕問題 市民団体がNHKに抗議「番組は捏造」「デモ当事者への謝罪がない」(東京)

東京五輪反対デモ団体がNHKに抗議 番組字幕問題で(サンケイスポーツ)

今日の会見とは別ですが字幕問題の社説
社説〉NHK虚偽字幕 言い逃れで済まされない(信濃毎日)

<社説>NHK字幕問題 経緯の検証を徹底的に(東京新聞)

1月28日:反五輪デモの主催者としてNHKへの申し入れと記者会見

★反五輪デモの主催者としてNHKへの申し入れと記者会見を行います!

 NHKは昨年放送した「河瀬直美が見つめた東京五輪」という番組で流した五
輪反対デモに金をもらって参加したという報道が虚偽だったことを認めました。
そして、映画制作関係者と視聴者に対して謝罪しましたが、当該デモの主催者
であった私たちには謝罪がありません。これは、企画した私たちとデモに主体
的に参加した人たちに対する侮辱であり、まずは報道による被害者に対して謝
罪すべきです。また、どういう経緯でこうした捏造報道に至ったのか、映画撮
影者に責任はないのか、など今後解明されるべき事項も多いと考え、1月28日
15時からNHKに対して申し入れとスタンディングを行い、終了後に記者会見も
開催します。
 今回の問題はメディアと報道のあり方を根底から問うものだと私たちは考え
ます。ぜひご参加ください!

◆NHKへの申し入れ&抗議スタンディング

日時:1月28日(金)15時~ (14時45分にNHKホール前に集合)
場所:NHKホール前(代々木公園けやき並木そば)
https://www.nhk.or.jp/info/about/map.html ※下の図「NHKホール」の前です

※申し入れは、人数制限のため少人数で放送センター内で行いますが、NHK
ホール前に集まった人たちでスタンディングを行います。

◆記者会見

日時:1月28日(金)17時~18時
場所:参議院議員会館 B107会議室(永田町駅、国会議事堂前駅)
※16時45分から参議院議員会館ロビーで通行証を配布します。

【発言予定】
オリンピック災害おことわり連絡会
反五輪の会
東京にオリンピックはいらないネット 他

<連絡先>
宮崎俊郎(オリンピック災害おことわり連絡会) m-toshio@jcom.zaq.ne.jp
080-5052-0270

<最新の動き>

五輪番組字幕問題、NHKが説明を一転 
「放送前に確認していなかった」と島田角栄さんに謝罪(1月25日、東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/156328

NHK発表の全文 https://www.tokyo-np.co.jp/article/156328/2

[アクションに参加を予定されている皆さんへ]
※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおこと
わりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本社会で生活する
すべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加は
お断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策に
ご協力のうえ参加をお願いします。
※撮影・中継をされる際は参加者の肖像権にご配慮ください。参加者が撮影・
録音を拒否する意思表示を示した場合には、これを尊重し、記録と利用をただ
ちにおやめください。

北京冬季五輪開催に反対する声明

北京冬季五輪開催に反対する声明

(English) (中国語)

 2022年1月20日
 「オリンピック災害」おことわり連絡会

 2022年2月4日から2月20日にかけて、中国・北京市および張家口市を会場として冬季オリンピック大会が、そして3月4日から3月13日にかけて冬季パラリンピック大会が強行されようとしている。
 昨年の東京オリンピック・パラリンピック大会を総体として「オリンピック災害」としてとらえ、「いつ、どこにおいてもオリンピックはいらない」という声を上げ続けてきた私たちは、この北京冬季オリンピック・パラリンピック大会に対しても、大会の中止とオリンピックの廃止を、強く求めるものである。
 北京のオリンピック・パラリンピック大会に対しては、中国における人権や少数民族に対する抑圧政策を取り上げて、アメリカ主導による「外交的ボイコット」が組織され、イギリス・オーストラリア・カナダなどいくつかの国がそれに追随し、日本政府もまた閣僚など「政府高官」の派遣を見送ると表明した。それは政治的・軍事的な対中国包囲網の形成をもくろむアメリカと、それに追随する国家群による、「オリンピック」の理念に名を借りた政治圧力にほかならない。
 他方IOCのバッハ会長は、政府高官による性暴力を告発した女子テニス選手と「ビデオ通話」をおこない、「安全を確認した」と発表。またパウンド委員は大会運営に関して中国は「非常にいい国だ」「人権問題については知らなかった」などと述べた。これらIOC幹部の対応が示しているのは、かれらオリンピック・マフィアにとって、大会の「順調」な開催こそが唯一の目的であり、そのためにはいわゆる「人権」の建前さえもかなぐり捨てて恥じないという醜悪な姿勢である。
 しかし、中国において、オリンピックのために、人びとの生活や人権が破壊されていることは事実だ。
 オリンピック競技の中核施設が建設される地域では、村が丸ごと移転させられたり、市街地が破壊され、「まだ補償金も支払われていないのに、取り壊しだけは進んでいる」という状況があるという。2008年の北京オリンピックに際しても、都市の様相を一変させる大規模な改造が強行され、急速なジェントリフィケーションが進んだ。同時に、人権活動家やジャーナリスト、人権派の弁護士などに対して厳しい監視と弾圧がおこなわれた。警察は、一切の司法手続きもなしに人びとを拘束した。街頭での行動は制限され、「許可地域」であるはずの地域でもデモの申請が却下され、申請者が拘束された。土地問題に取り組んでいる活動家は、「オリンピックではなく人権が欲しい」という署名運動を呼びかけたことが「国家転覆扇動罪」に問われて実刑判決を受けた。
 いま現在の中国においても、大会の「成功」をめざす強権的体制の下で、民衆の声を圧殺する同様な事態が進行していることは間違いないだろう。しかし、ここでおこっている人権抑圧は、けっして中国においてのみ起きている「災害」なのではない。オリンピックが強行される地域においては、さまざまなかたちをとって、つねにどこでも起きている事態にほかならない。私たちはその現実を、東京でも、その他の地域においても、いやというほど目にしてきたはずだ。世界で広がっているオリンピック開催反対の声は、このような「犠牲」を強いられている各地の人びとによって上げられているのだ。私たちも、これらの人びととともに、オリンピックこそ人びとの生活や人権を踏みにじるナショナルイベントであり、それは廃止されなければならないと訴え続けていかなければならない。
 さらに、北京も張家口も、日本の対中侵略戦争において、軍事占領のもとで対日協力のための「かいらい政権」の「首都」が置かれた歴史がある。中国への侵略責任を清算せず、被害当事者への補償も拒否し続けている日本国家が、オリンピックの「理念」を美しく語り、「人権」を口にして排外主義的感性を煽り、中国に対する圧力を正当化することも、また許されてよいはずがない。 
 アメリカも、それに追随する日本を含む国ぐにも、自らも共有してきたナショナルイベントがもたらしてきた「災害」には目をつぶり、よその国の人びとに加えられている国家と資本の暴力の「野蛮」さだけを政治的に利用しているのである。「五輪はいいもの、だから、悪い国でやってはいけない」のではなく、「五輪は悪いもの、だから、どの国でもやってはいけない」というのが私たちの立場だ。オリンピックそのものが、人びとの生活や人権を破壊し続ける。オリンピックはいつ、どこにおいても開催されてはならない。オリンピックは今すぐ廃止だ。

(都教委包囲首都圏ネットワーク)2022/01/18 NHK BS1スペシャル『河瀬直美が見つめた東京五輪』での報道に対する抗議行動(1/18 14:30 JR原宿駅・渋谷側改札集合)

 緊急のお知らせ
 1月18日、NHKへの抗議行動に参加して下さい。
 「都教委包囲首都圏ネットワーク」では、昨年12月に流された、NHK BS1スペシャル『
河瀬直美が見つめた東京五輪』の中に、私たちがJOC前で行った抗議行動(5月18日)の一
部が映像で使われていたので、NHKに対する抗議行動を1月18日(火)15:00~に行うこと
になった。
 参加される方は、14:30、原宿駅代々木公園口に集まってください。

 NHKのBS1スペシャル「河瀨直美が見つめた東京五輪」の偏向報道が問題になっています。
 この番組の映像に私たち包囲ネットのJOC抗議行動の場面も使われています。
 私たちの集会を河瀨直美氏がのぞき見している場面が映っています。

 番組では、NHKが私たちの姿を映し、のぞき見る河瀨氏を映し、その後、河瀬氏が「オ
リンピックに一生懸命な人に人間として寄り添うのは当たり前」という趣旨の発言をして
います。
 オリンピックに反対する人々を見に来て、「人間として当たり前でない人たち」と貶め
ています。
 私たちはNHKの制作意図をただし、謝罪を求めに行きたいと思います。

 ご承知のように、NHKはオリンピック問題でBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五
輪」の映像に、男性が「五輪反対デモに参加している」「実はお金をもらって動員されて
いると打ち明けた」とテロップで説明しました。
 インターネット等でも大問題になっています。
 その映像の中に、2021年5月18日に都教委包囲ネットが行なった「バッハはくる
な」のJOCへの抗議の申し入れ行動の映像が使われていました。

 都教委包囲ネットは、オリンピック反対で闘ってきました。
 また、コロナ下で、子どもたちが「観戦動員」させられることに反対して来ました。
 私たちはこのテロップにある「オリンピック反対の者」で、NHKや河瀬監督に踏みにじ
られた当事者です。
 ですから、当事者として、NHKに強く抗議する申し入れを行なうことにしました。
 みなさん、参加して下さい。

 1月18日14:30に原宿駅・渋谷側改札に集合して、NHKに抗議申し入れに行きます。
 参加可能な方は、プラカードなどを持参して集まってください。
 よろしくお願いします。

NHK BS1スペシャル『河瀬直美が見つめた東京五輪』での報道に対する抗議行動
日 時:1月18日(火)15:00~
集 合:14:30 JR原宿駅・代々木公園側(渋谷側)改札 ※時間厳守
呼びかけ:都教委包囲首都圏ネットワーク
     http://houinet.blogspot.jp/
問い合わせ先:090-5415-9194(見城)
※参加する方は個人や団体の抗議文をもってきてもよいです。
 但し、抗議文はNHKに提出します。
 責任主体がはっきりしたものをお願いします。
 適当な名前や適当な連絡先のものはやめて下さい。
※プラカード、メッセージボードは各自でつくって持ってきて下さい。

NHKに抗議を!BPOに意見を!「河瀬直美が見つめた東京五輪」に異議あり(no.3)

【BPOに声を!】NHKと島田・河瀬監督は捏造の責任を取れ!
https://kosugihara.exblog.jp/241336275/

東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

この間、NHK BS1「河瀬直美が見つめた東京五輪」での「五輪反対デモはお金
で動員」との捏造問題で大きな進展がありました。

河瀬直美監督と、問題のシーンを撮影した島田角栄監督は、口裏を合わせてす
べての責任をNHKに押し付け、そのNHKは、偏見に基づく捏造という本質をごま
かし、チェックやルールの問題にすり替えています。1月13日の記者会見で角
英夫NHK大阪放送局長は、「捏造ではない」と言い張り、「答えを控える」を
連発しました。

こうした中、14日にBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、
今後、NHKに質問状を送り、回答を踏まえて審議の対象にするかどうかを判断
することを決めました。

NHK字幕問題、BPOが放送倫理違反の審議対象にするかの討議開始(1月14日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1G6TBMQ1GUCVL03P.html

たくさんの声が届くことがBPOを後押しすることになります!

◆審議の対象にするよう、BPOに声を届けて下さい!

【BPOへの意見送付先】 ※匿名でも可。
メールフォーム https://www.bpo.gr.jp/?page_id=1119
TEL 03-5212-7333(平日10時~12時、13時~17時)
FAX 03-5212-7330(A4で1~2枚で)
(放送日時は2021年12月26日22:00~23:49)

放送倫理検証委員会メンバー
https://www.bpo.gr.jp/?page_id=799

◆引き続きNHKに「捏造を認め、全容の説明を」「検証番組の制作を」「地上
波ニュースで謝罪を」「デモ参加者に謝罪を」等の声を届けて下さい!

【NHKや番組についてのご意見・お問い合わせ】
<メールフォーム>
https://cgi2.nhk.or.jp/css/mailform/mail_form.cgi
<FAX> 03-5453-4000
<電話>
ナビダイヤル 0570-066-066
大阪放送局 06-6949-5500(9時~19時)


NHKによる「河瀬直美が見つめた東京五輪」捏造問題でのこの間の報道一覧
(後半)をまとめました。流れがよく分かると思いますので、ぜひご一読ください。

始めに、1月13日の毎日に掲載された影山貴彦・同志社女子大教授のコメント
全文を転載します。

<まったく理解できない、徹底的な原因調査を>
影山貴彦・同志社女子大教授(メディアエンターテインメント論)の話

 事実関係の取材が不十分なまま、なぜ字幕を表示したのか、まったく理解で
きない。NHKはドキュメンタリーで不確かな内容を放送した時点で、それは捏
造(ねつぞう)にも匹敵すると自戒、自省しなくてはならない。

 ドキュメンタリーの取材で撮影や録音ができなかった場合、字幕で情報を補
足することはよくある手法だ。ただし、それは十二分に取材を尽くすことで許
されるのであって、NHKはメディアとして絶対にしてはならないことをやって
しまった。

 問題の場面は、多様性やリアルさを伝えようとする河瀬直美監督に密着した
番組全体のトーンからして、あえて脚色する必要性が感じられない。NHKの側
に何か意図的なものがあったと疑わざるを得ない。視聴者が、五輪反対デモは
お金をもらえるからやっている、いかがわしいものだと感じてしまうおそれが
ある。中立であるべきメディアが、世論を二分したオリンピック開催の賛否に
ついて、視聴者を賛成の方向に誘導しようとしたと受け止められても仕方がない。

 NHK大阪放送局が釈明する通り、番組の製作担当者の思い込みだったとして
も、局の説明はあまりに不十分で情けない対応だ。今回の問題で、視聴者に
「NHKの番組作りのレベルはその程度か」と思わせてしまった。NHKだけでなく
テレビ業界全体に対する信用を落とす行為だ。放送倫理・番組向上機構(BPO)
の放送倫理検証委員会などの第三者機関で徹底的に原因を調査し、再発防止策
を講じるべきだ。

 ———————-

【NHKの謝罪文】
BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」について(NHK大阪)
https://www.nhk.or.jp/osaka/notice/index.html

【河瀬直美監督のコメント】
NHKの不適切字幕、河瀬直美監督「事実と異なる内容、本当に残念」
(1月11日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1C3C23Q1CULZU001.html

【島田角栄監督のコメント】
「五輪デモ参加との発言はなかった」 NHK不適切字幕、監督が証言
(1月12日、朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASQ1D52PBQ1CPTFC01H.html

【NHK経営委員長の発言】
NHK不適切字幕 チェックシートで確認怠る 再発防止策生かせず(1月12日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20220112/k00/00m/040/224000c

【NHK大阪放送局長らの発言】 
NHK字幕問題 大阪放送局長陳謝「入れるべきではなかった」(1月13日、毎日)
https://mainichi.jp/articles/20220113/k00/00m/040/149000c
<記者との応答、影山貴彦教授のコメントも>

チェック体制機能せず NHK、字幕問題で改めて陳謝 捏造は否定(1月13日、朝日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQ1F6KVSQ1FPTFC00C.html
<元BPO委員2人のコメントも>

NHK字幕問題、大阪放送局長が謝罪 「深くお詫び」も「ねつ造ではない」(1月13日、スポニチ)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/13/kiji/20220113s00041000342000c.html

NHK捏造・虚偽放送問題で河瀬直美監督のコメントが無責任すぎる!
ドラマのデモ描写に異議唱えた『相棒』脚本家と大違い(1月12日、LITERA)
https://lite-ra.com/2022/01/post-6144.html