月別アーカイブ: 2022年7月

7.23-7.24「東京2020大会1周年記念 TOKYO FORWARD」 反対連続行動 嘘と捏造の2020東京

集会開始は13時30分からに変更になりました。

7月24日(日)集会 13時30分〜17時 参加費 500円

※当日ライブ中継で視聴できます。視聴にはVLCメディアプレイヤーが必要です。詳しくは、こちらをごらんください。集会資料(準備中)

江東区文化センター第4・第5研修室(東京メトロ東西線東陽町駅一番出口より5分)
  1部 東京オリンピックは何だったのか*ナショナリズム/ジェンダー/オリパラ教育/自衛隊/監視/施設の現状/排除/NHKと公式映画……
  2部 国際的な反対運動の紹介・報告
    札幌招致反対運動の紹介・報告
など

東京オリンピック・パラリンピック強行から1年。
東京都は「大会開催の意義、感動や記憶を共有し大会のレガシーを未来へつなげるため」と称して、1周年企画イベントを予定しています。
嘘と捏造にまみれたオリンピック・パラリンピックに、性懲りもなく、さらなる捏造を上書きしようというこのイベント、
許せません! 

イベント抗議のデモと集会へ参加を!

主催●「オリンピック災害」おことわり連絡会

千代田区神田淡路町1-21-7静和ビル1階Aスペース御茶ノ水(ATTAC首都圏気付)
http://www.2020okotowa.link/

(終了)2022年7月23日(土)デモ 16時集合/17時出発

JOC前(東京メトロ銀座線外苑前駅5分/都営地下鉄大江戸線国立競技場駅・JR千駄ヶ谷駅10分ほか)

6・30組織委・東京都申し入れ行動報告

宮崎俊郎(オリンピック災害おことわり連絡会)

6月30日に組織委が解散するということで、長野のオリンピックいら ない人たちネットワークの仲間からすべての文書や財務帳票などを毀棄 せず、市民に公開を求める意見書が送られてきました。解散当日の6 月30日16時に集合して申し入れを行おうということになりました。

組織委員会は6月30日で解散。清算法人に移行。清算人4人 の筆頭は武藤敏郎。組織委の文書は法的に開示の義務はないとして います(これは東京都に対しても同様)。ホームページは6月30日 18時で閉鎖。

申し入れは以下の2点です。

1.すべての文書や帳票等を保存し、市民に公開すること。

2.公式HPのデータをHP閉鎖後もアクセスして閲覧できるようにす ること。

当日集まったのは、長野からも駆けつけてくれた仲間を含めて5人でし た。

この日の行動は、まずは組織委への申し入れ、その後東京都オリパラ 調整部への申し入れ、最後は都庁記者クラブへの申し入れ書の投げ込 み。

組織委も東京都へもアポなしで訪問。組織委は都庁第1庁舎の33 階と34階のフロアにあったが、この日が最後なので、段ボールの荷物が 積みあがっており、バタバタしていました。段ボールの送り先は個人住所の 他、「財務省主計局」など。

組織委では広報部の方2人が対応してくれました。広い部屋の入口で、 通行者の邪魔になりそうだったので、向かいのリフレッシュメントルームでやり 取りを行いました。

内容的なやり取りはかなりできましたが、自分たちは今日で解散なので 責任は持てないという姿勢に終始していました。まず組織委の文書の保 存については必要なものは東京都が引き継いでくれる。ただし、公開の義 務はないのですべてが公開の対象とはならない。HPについては本日18 時に閉鎖されるが、現在JOCと東京都でデータの継承について協議し ている。概ねアーカイブとして見ることが可能となると思われる。

長野の仲間から長野の廃棄事例をもとに、検証のために領収証やレシー ト1枚ですら廃棄してはいけないという迫り方が大変効果的でした。

これまで組織委はほとんど私たちの申し入れに対して対応してこなかった が、解散直前で意識はすでに組織委ではなかったので、一応対応したの ではないでしょうか。対応してくれた2人も東京都からの出向組で解散後 清算法人へ移るがその後は東京都に戻ると言明していました。

次に東京都オリパラ調整部に行って、長野の仲間がすかさず席次から 部長の石原さんに会いに来たと遠くから声をかけたら、そのまま部長が出て くるという驚きの対応がありました。一応私たちの申し入れの趣旨は聞き、 あとは担当に任せると退散。担当は申し入れ書を検討しますとして東京 都が組織委解散後もすべて引き継ぐのかどうか疑問であることを伝えたが、 回答はありませんでした。今後の東京都の開示基準として、「公開に馴 染まないもの以外」という恣意的ワードが連発され、都合の悪い文書は開 示しないということを予兆させるような感じが気になりました。  組織委と東京都に対して私たちの要請は行えたが、それに対する対応 は曖昧なものに終始していました。 ただし、門前払いされることなくきちんと要請を行った事実は残せたので、 今後東京都に財務公開などを迫ることがあれば、その足掛かりは作れた と思います。  最後に都庁記者クラブの各社に申し入れ書を投函してきました。