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オリンピック災害おことわリンク集会:3・11と東京五輪――アンダーコントロール?復興?

日 時 3月31日(土) 13:15〜16:30
場 所 文京区民センター2A

資料代 500円

◎おはなし

小出裕章さん(元・京都大学原子炉実験所)

佐藤和良さん(いわき市議会議員)

◎アピール:福島からの避難者、反原発団体、障がい者団体、地域排除に抗して、平昌、パリ、ロス、リオ、ベルリンほか国内外からのメッセージ等を予定。


「2020年東京オリンピック」歓迎一色のマスコミ。それでもその中に、南三陸の被災者の、次のような声も紹介されている。「国は『復興五輪』のために被災地を利用しているように感じてしま
う」。

「福島の被災地の復興のためのオリンピック」、政府・マスコミはこぞってそうキャンペーンしてきた。しかし、被災者一人ひとりが尊ばれ、よき生活への希望を持ち、自力でそれを創り出しうるにいたる〈人間の復興〉という観点から考えれば、政府の「復興政策」は、実質的には許されない棄民政策であるにすぎない。

一方で、仮設住宅ぐらしを強いられている人はまだあふれている。とても十分ではなかった住宅補助が打ち切られ、「もう安全」と勝手に宣言して、放射能の高線量地域への「帰還」が強制される。政府が必要なのは、オリンピックに向けて「復興」は前進しているというイメージだけなのである。それは、国際社会に対して、〈放射能汚染水はコントロールされている。東京は安全〉と公然たるホラを吹いてオリンピック招致に成功した安倍政権らしい対応であるといえよう。

「東京オリンピック」がもたらしているのは〈棄民政策〉であり、それとストレートに対応しているのが、多くの人びとの反対を無視して進めている〈原発再稼働〉政策である。オリンピック・イベントと原発再稼働が生み出す、目先の大量の「マネー」。

「復興」、原発と東京オリンピックの本当の関係を、いまこそ問い直そう。


◎オリンピック災害おことわリンクとは

2020オリンピック災害おことわり連絡会(おことわりンク)は、東京五輪を私たちの日常に対する「災害」であると捉え2017年1月22日に結成しました。五輪災害おことわりの運動を国内外でリンクさせることを目指し、五輪東京開催を返上し、近代オリンピックの歴史に終止符を打ちたいと考えています。


2020オリンピック災害おことわり連絡会(おことわりンク)
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