【声明第8弾】世田谷警察署・公安警察の度重なる出頭要請に抗議する

【声明第8弾】世田谷警察署・公安警察の度重なる出頭要請に抗議する

 内外のたくさんの人びとの反対の声を押し切って、東京オリンピック・パラリンピックが強行されました。それはすでに過ぎ去ったイベントとして、人びとの記憶から遠ざかっているかのようです。けれども、それが何をもたらしたのか、今後何をもたらしていくのか、本格的に検証されなければならないのはこれからです。

 オリンピック・パラリンピックの強行は、大資本とスポーツ・エリートたちのための巨大イベントを、人びとのいのちと暮らしを脅かすことなどお構いなしに実現していこうという、この国の強硬な政治意志を、改めて示しました。各地のトーチリレーや、開会式などのイベントは、大量の警察権力を動員した戒厳体制のもとで、抗議の声を暴力で排除する中で行われ、警察による暴力行為、人権侵害、不当逮捕などの弾圧が繰り返されました。このことを、私たちは絶対に忘れません。

 こうした弾圧の一環として、警視庁世田谷警察署によって、オリンピック・パラリンピック反対運動を闘ってきたAさんに対する出頭要請攻撃が、しつこく続けられています。 Aさんの暮らすテントに、「免状不実記載等」を理由として、世田谷署・警視庁公安2課による不当な家宅捜査(ガサ)が行われたのは1年半以上も前の、2020年2月18日のことでした。「事件」そのものがでっち上げでした。押収物も「毛髪3本」以外はすべて返還されており、「捜査」などとっくに終結しているはずです。しかし、世田谷警察署・公安警察は「取り調べのため」の出頭要請を執拗に繰り返しています。今回世田谷署は、11月1日付けで、今年だけでも4度目となる出頭要請の文書を送りつけてきました。

 Aさんは一貫して出頭要請に応じず、また、警察が突然テントに登場して、書類を直接手渡そうとした際には、受け取りを拒否しています。「任意捜査」の出頭要請など応ずる義務はありません。はっきりと自らの意思を示し続けているAさんに対して、何度も出頭要請を繰り返し、つきまといや監視を続け、その平穏な生活を侵害し続けることは、不当な行為であり、その継続です。Aさんに対するガサは、オリンピック反対運動を圧殺しようとする弾圧でしたが、度重なる出頭要請もまた弾圧です。

 私たちは繰り返される警察の人権侵害に対して、Aさんとともに何度でも声をあげます。世田谷署・公安警察はしつこい出頭要請をやめろ! 監視・「捜査」もやめろ! 反オリンピック運動に対する弾圧を許さない!

2021年11月13日
反五輪の会 NO OLYMPICS 20202020「オリンピック災害」おことわり連絡会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です