札幌五輪対策室からのメッセージ

札幌で暮らす者として、札幌冬季五輪招致に反対します。

いま招致を推進しようとしているJOCは札幌で暮らす人々のことを全く考えていません。
札幌市が3月に実施したほとんど誘導と言って良いような内容の意向調査でさえ招致を支持している人は5割ほどに留まる上、最近は「招致反対」が8割以上になる調査があるなど、招致は市民の多数派が求めているとすら言えないません。

東京五輪疑獄で様々な疑惑が明らかになっていますが、当時もJOCの副会長だったはずの山下はなぜか人ごとです。これらの疑獄は、まだ問題化がされ始め、解決には数年、下手したら十数年をかけるものだろうと思いますが、JOCと札幌市が9月に発表した「宣誓文」は、具体的な対策など何もなく、もちろん疑獄の清算も済まないうちに対策など立てられるはずもなく、また同じような過ちを犯そうとしています。わたしたちが暮らす町を、私利私欲のために売り渡そうとしている。

札幌は五輪を望んでいません。五輪はどこにもいりません。